青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

[映画ムーランルージュ

ミュージカル。どん底から這い上がり光を見ようとした女と、ただ純粋だった男の純愛ストーリー。
どこかで聴いたことある歌などに乗せて展開していく話と、豪華絢爛な舞台。華やかで綺麗だ。
ストーリーは実に単純かつ明快。ただ、どうしてもこの話は女性視点だよね。男はみんな自分の欲望に素直なだけ。その男を振り回し、最終的に自分の望みをつかんだ女。残された二人の男の絶望感。男はバカだなぁ、とつくづく思わされる。
しかし汚れた現実、壊せない壁、絶望的な未来、そんな中で何もかもを投げ出せる麻薬的大恋愛をしたい、と思うのは人の常。
あこがれる一方で、どこまでも冷めどこまでも絶望的な自分に嫌気が差す。
男性より女性に送りたい作品だと思った。
個人的にはちょっと展開が長すぎる感じだった。そこだけが気になった。キャラクターとかは魅力的でよかった。
シカゴも見るのつらかったし、どうもこういうミュージカルは自分にはだめなのかなぁ。自分的にはシカゴよりはぜんぜん見やすかったけど。
舞台がクラシカルな設定なのに、音楽がどう考えても2000年以降のスタイルなのもちょっと気になったなぁ。