青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

13日の金曜日

TUTAYADISCUSで「13日の金曜日」のBDがあったのでレンタルした。自分的にはてっきり2009年作のリメイク版だと思って借りていたのだが、始まったら妙に古臭い映像と音。いや、BD用にデジタルリマスタリングした画像はとっても綺麗ですよ。始めはわざと古いような内容っぽく作ってるのかなぁ?とか思ったり。っていうのも、自分ホラー映画ファンでありながら13日の金曜日シリーズはまともに見たことがなかったのだ。軽く知識程度しかない。
で結局これは初代映画のBD版だったわけだが、いやー参った。面白い。今まで食わず嫌いしててすみません。昔のホラー映画特有の緊張感あふれるストレートな演出と、すばらしいBGMが否が応でも雰囲気を盛り上げてくれる。内容なんて無いですけどね。ただのお化け屋敷映画に近いし。でも、見せ方がいい。回りくどくない。
一応ストーリー的にはたぶん、当時のホラーとかサスペンス物、ヒッチコックなんかの影響を色濃く受けてるような気がしないわけでもないんだけど、犯人の展開もラストの落ちも今になってはあまりにありふれた内容で、ままんが出てきてからは一気にだれたけどw
しかしながらラストのデジタルリマスタリングされたクリスタルレイクの映像は吸い込まれるような綺麗さだ。
でもなんというか、あのラストを付け加えるために湖に出て行くアリスちゃん。なんか、すっげー唐突だよね・・・。
すでに古典中の古典な映画だろうけど、スラッシャー物の基礎がここにはある。いい映画だと素直に思った。
あと、パッケージとかにホッケーマスク書かれてるけどでねーよ!そう思うとほんとの13金シリーズの象徴的アイテムは「鉈」だよね。

13日の金曜日 [Blu-ray]

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あと当然ながら(?)吹き替えで見てるんだけど、こういう古い映画の吹き替えはたいていテレビ放送版(水曜ロードショーとか昔昔民法でやってた映画番組ね)のものをそのまま使ってるんですよね。で、当時のテレビ放送版って尺の都合か結構カットシーンが多いわけで、カットシーンに台詞があるとそこの吹き替えは存在してなくてそこだけ突然と英語になるわけです。
で、この映画にもそういうシーンが2箇所あったんだけど、2箇所目のシーン。そりゃ削っちゃまずいだろ?ラストだよ?ちょっと意図がつかめない削り方だなー。