青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ナイトミュージアム2&サーフズアップ

最終日はけだるく映画を見て終わる。
ナイトミュージアム2。ヒットコメディーのパート2。前作のキャストに加え新ヒロインを加えてボリュームアップ。
前作は落ちぶれた主人公が自分の居場所を見つけ立ち直っていくという展開だったが、今回は成功し忙殺されていた主人公が自分のホントに好きなものを見つける、という展開になっている。正直1のほうが素直に楽しめる。
2はミュージアムの様子はパワーアップしてるものの、親子向けコメディー映画にしようと言う趣旨が見え見えの編集であっさりしすぎてる感あり。未公開シーン集を見れば本とはもっと毒のあった展開も用意してあったことがよくわかる。
主役のベン・スティラーは相変わらずいい味出してるし無難なコメディーの連続で過不足なくは見れるんだけど。なんかやっぱり続編物の宿命か、ちょっといまさら感を感じるのも事実。落ちも微妙。
好きなもの、好きな人に素直に好きといえる日が自分におとづれるのか。来るといいな。

サーフズアップ。ディスカスでなぜかスカイクローラーを借りたつもりが間違えてこっちを借りてしまってたようです。どうせ借りたいものリストに並べてた一本なのでかまいませんが。
サーフィンをテーマにした若者の成長ストーリー。裏で仕事に疑問を感じドロップアウトした中年の立ち直りを描き全年例向けに仕上げたCGアニメーション作品。
正直主人公の成功譚に感情移入するにはいささか歳をとりすぎてしまった。でも素直にジーンに感情移入できるので問題なし。ちょうど自分が今若手を鍛えてるのと同じような気持ちで目頭が熱くなる。
なんというか全体的に何一つ破綻なく無難なストーリー展開だが王道の良さと決め細やかな気配りの気持ちよさを感じさせてくれる作品だ。
サーフィンロックに彩られ、自在なカメラワークのサーフィンシーンは素直にいいと思った。ただストーリーがドキュメンタリーフィルム調に構成されているためわざと画質を荒めたり、ノイジーにしてるのはBR−DISCファンとしては残念なところではある。
しかしながらやはりアメリカのCGアニメーションはとがったところはないが無難なファミリー路線を突っ走っていて安心して見れますね。芸能人の吹き替えも自分は別に気にならず。声優がやったらもっとよかったの?