青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

もやしもんドラマ

遅ればせながらやっと第一話を見ました。
脚本はそれなりに忠実だけど、さすが後発だけあっていろいろと話を整理してる感はあり。第一話目からいきなり美里、川浜に菌が見えるって事を公開してるあたりは、今後そのほうがやりやすいんだろう。テンポもよし。
CG合成はよく出来ている。見せ方もマンガの味と実写のよさをうまく使い分けてる感じがする。ヒオチ菌が出てくるシーンや、樹先生の登場シーンとか良く出来てる。
で、問題のキャスト。
美里。これはもうなんだろう。もともと当て役なんだろうけど、すべてがマンガと同じって気がして。違和感無いと言うか彼だけ2次元の世界から抜け出してきたような印象すら起きる。しゃべり方なんかもそのまま通ってしまう。すごい配役。
長谷川。ボンテージいいですね。ノリノリの加藤夏樹。きつめの顔。豊満ボディー。結構はまってる感じ。そんな違和感なし。
樹先生。自分的にはあり。微妙な怪しさも出てて。黒澤の演技力がいいんだろうな。
川浜。もともと良く出る割には影の薄いキャラなので、なんとなくイメージでそんなに違和感無いなぁと思ってみてたけど、原作見たら髪形まるで違うじゃん。でもそれに気づかない影の薄さ。キャラの薄さなので無難に見えてしょうがない。
今回出るのは後一人で終わり。で、それが自分的には大問題。違和感の嵐。
主人公、沢木。うーん。これダレでしょう?なんで沢木がこの中の誰よりも背が高かったりするんだ?なんだこの彫の深いふけ顔は?沢木って全キャラ中最小クラスの背の低さ、童顔女性顔、雰囲気小中学生に間違えられるようなキャラだろうが。
割と良く再現出来ているこの世界の中でとにかく異質な、別世界の住人が迷い込んでいる印象を受けてしようが無い。どんな押し込みがあったか知らんが、彼のどこを見てイケル?と思ったのか説明してくれ。それともやっぱりどこかからの圧力か?

沢木の配役さえ目をつぶれば、30分という限定された時間でお話を展開するためアニメ的に気楽に見れるドラマに仕上がってて、CG表現も良くかなりの良作に感じます。ウザイウンチクもオリゼーが実写+さくっと流してくれるのが好感が持てます。ドラマ部分今のままで、オリゼーのウンチクをさらに多く入れて1時間ドラマにしても独特のNHK教育的番組が出来て面白いかも?とか思っちゃいます。

次からまたいろんなキャラが出てくるようだけど、OPとかで見る感じ、沢木以上にはずしたキャラはいなさそう。

あとEDテーマ。だっせぇ。頼むからボーカルラインもっと落としてくれ。そしたらもう少し聞ける曲になるから。演歌的情緒あふれる日本語歌詞が邪魔でしょうがない。あー、やっぱドラマ「のだめカンタービレ」っていろんな意味で出来よかったなぁ。