- アーティスト: 稲葉浩志
- 出版社/メーカー: バーミリオンレコード
- 発売日: 2010/08/18
- メディア: CD
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キャッチーでわかりやすいロックであるB'zの対局に位置するモノだと思う。
独特のボーカルのリズム、素直でないメロディーライン。一度や二度聞いたぐらいではさっぱり頭に入ってこない。先行シングルの曲のキャッチーな事(これらに比べて)。
しかし独特の稲葉節、歌詞世界に引きずり込まれる。スルメアルバムだな、これは。
個人的には稲葉ソロって言うのは純粋に楽曲を楽しむ、と言うよりはボーカリスト、詩人稲葉の言葉達を生かすためのフレーズを楽しむモノって思ってる。言葉、歌ありきの音楽。詩吟みたいなモノ?
万人には勧められんわな、これは。熱心なB'z、稲葉ファン。または稲葉の言葉が好きな人、稲葉の歌を歌うのが好きな人に向いてると思う。自分は稲葉氏の歌を歌うのが好き。独特の言葉選び、世界、フレーズなどがすっと決まった時すごく気持ちがいい。ラップなどを歌うのと似た感覚がある。