今週も映画見ちゃうぞ。
ピータージャクソンつながりで。プロデューサーかな。
ヨハネスブルグに現れたエイリアンが街に住み着いて20年。住民とのいざこざが増え、待ちの外の隔離場に彼らを追いやる計画が始まった。その計画の指揮をとるちょっと頼りない中年ヴィガスがとんでもない事故に巻き込まれる。
なんてストーリーをドキュメンタリー風に描く。前半は人種差別問題を強く比喩した感じだが中盤以降はかなり正統派のSFアクション映画になる。異種間のちょっとドライだけど通じ合っちゃうところとか、日本人の義理と人情って感じですごく熱い。頼りない主人公ががんばって戦って最後に男を見せちゃうところも素直に熱い。で、それを裏切らない展開。
メカやエイリアンの描写もある意味すごく日本人チック。なんか、このお話、すごく日本人の感性に近い感覚で作られてるように感じるな。
で、もう一つ強く感じたこと。Pジャクソンがプロデューすしちゃうのが何となくわかる表現の嵐。とにかく下品。映像が汚い。人間がぽんぽん爆発しちゃう。肉片が飛びまくる。この辺のセンス、まさに初期Pジャクソンの汚さ。こりゃおもしろい監督が現れたわ。
映像はきたなめだけど内容は実におもしろかったです。好みw
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/08/11
- メディア: Blu-ray
- 購入: 20人 クリック: 298回
- この商品を含むブログ (141件) を見る