青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

生み出される結果

AからBに向かうルートの途中に細い道があり、そこは通常時でも履行はかなり困難なので、状況により譲り合いの一方通行となります。このとき譲り合いが発生する確率をX1%、止まる時間の平均値をY1秒とします。
ある日からこの道のこのポイントで道路工事が始まりました。完全に履行不可能な状態になり、道には警備員が方向指定の信号代わりをしています。このとき進行を止められる確立をX2%、止まる時間の平均値をY2秒とします。
この信号は人が制御しているために実際には対向車さえいなければ、止まらず真っ直ぐいけます。そういう意味では通常時でも工事時でも状況は変わりません。実際には人がいなくても対向車が突っ込ん来る確立は変わりません。その時点での待ち時間の平均も、さして変わらないでしょう。そうなるとX1=X2,Y1=Y2なはずです。実際にスタートからゴールまでの値の平均値は工事の有無にかかわらず一定です。そこで発生する仕事量も同じです。

しかしながら、この結果には大きな違いが生まれます。
運転手の気持ちです。通常時において停止が発生した場合、このポイントをクリアしたときの気持ちは普通になります。それに対して工事でとめられた場合、現象は変わらないにもかかわらず運転手の気持ちにイラつきが追加されます。
同じ仕事をしているにもかかわらず、信号の有無によりアウトプットが正反対になってしまいます。
これはどういうことなんでしょう。(Part1終了)