青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

Ys7

PSPでプレイ中。ファルコムらしい全体的に軽い、爽快感あふれるゲーム作り。ゲーム本体はほんとに爽快感を重視して作ってあるため、だれることなくテンポ良く進められて止めどころを見失う。しかしながらイベントシーンのテンポの悪さが残念。スキップ機能も意味不明の仕様の為、イマイチ使いにくい。クエストとか、素材合成とか今風の味付けをしてる。しかしちょっと中途半端な印象。ゲームシステムに合っていない。クエストなり、素材合成と言う要素はもっとじっくりやるタイプのゲームにあう仕様。ファルコムゲームのような爽快感命のゲームシステムとは相性がよくない印象。そんな要素よりは従来どおりのタイムアタックとかアクション系の要素や、無限ダンジョンのようなものの方がやはり相性がいいと思う。パーティーシステムも属性バトルはそんなに悪くないけど、PTメンバーは3人固定でいいんじゃないか?と思う。どうもちぐはぐ。
シナリオは相変わらず、これYsナンバリングタイトルちゃうよねぇ・・・、と言う出来。アドルの冒険シリーズだよね。しかもアドルの相変わらずのイタコ体質はなんというか、個性を否定してるよねぇ。外見だけ同じだけど毎回中身違うもん。人間味がないキャラ。シリーズがいくら進んでも、アドルと言うキャラクターのパーソナリティの広がりがない。いつも都合よく、その舞台の勇者的ポジションに入り込む。なんかその他の文明圏で初代Ys文化で戦い続ける!とかのほうがいいんだがねぇ。毎回中の人が変わっちゃう。主人公がそういうでくの坊みたいな、思考の少ないキャラなのでどうしてもキャラの関係性が薄っぺらい。みんな希薄だ。
音楽は初代〜2を意識してる気がする。似たような旋律、展開の曲が多くオールドファンは心地いいんではなかろうか。
まだクリアはしてないけど、全体的にすごく無難にまとまったいいゲームだとは思う。ただアドルが体現しているように、どうも希薄で薄味。クリアした瞬間にすーっと記憶からなくなる様な印象のゲーム。
アドルにもっと性格付けして、いろんなキャラとの関係性を深くして、各世界との関連性を作ってやれば、きっといいゲームになると思うんだがな。

イース 7(通常版) - PSP

イース 7(通常版) - PSP