遅ればせながら見ました。うーん。なんだろう。この監督嫌いじゃなかったんだけど、どんどんジブリ臭が強くなると言うかなんと言うか。
全体的に説教臭さが表に出すぎているのが気になって仕方がない。その「リアルでの人のつながりは大事だよ」って説教をほとんどのキャラが狂言回しで演じてるだけで、キャラの個性が希薄。とってつけた舞台設定とキャラクターたち。電脳世界の危うさなんてとってもとってもいまさら感溢れるテーマだし。結局見せたかったのが「リアルのつながりの大事さ」なのか「ネットの危うさ」なのか「主人公ヒロインのラブストーリー」なのか「単純なジュブナイル」なのか「ジブリ」なのか「押井」なのか、さっぱり主題が見えずすっごく薄味な印象を受けてしまう。
おジャ魔女どれみで見せた、繊細で余韻のある見事な人物表現と濃縮された展開が感じられないな。
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両方とも作品のフォーマットを使った別作品のような作り。当時泣けた。