青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

パラノーマルアクティビティ

なんか公開時はすっげー怖い映画だ!と言う事でアメリカでは有名になり低予算ながら大ヒットしたホラー映画。
若い同棲カップルのケイティとミカ。ケイティの身の回りに起こる心霊現象の謎を解明しようとミカが生活の一部始終をハンディーカメラで収める事にする。初めは懐疑的だったミカだがビデオに収められる数々の現象を目の当たりにし、途方に暮れ始める。最後の夜に起きる出来事とは…。
と紹介っぽく書いてみたり。この映画の存在は知ってて、怖い!と言う評価とくだらねー、おもしろくねーって評価が多いのも知ってた。暇潰しに見たんだが正直そんなに悪くなかったかも。前半のテンポの悪さと、二人のいちゃつきフェイズは正直眠かった。何度か意識が飛びかけた。ケイティの胸の谷間を眺める事で何とか意識を保っていた。しかしこもねーちゃんむっちむちの体である。どうせいちゃつくならその体を拝みたいところだったが露出度はゼロだ。谷間以外一切見せちゃくれない。もう少しサービス精神がほしいところ。
サービス精神がほしいのは悪魔さんも同じ。じつにのんびりだ。全体的に派手な活動はラストまで抑えそれまではポルターガイスト現象に始終する。もう少し派手でもいい気がするが。
ホームビデオの撮影のていで撮影されているけど、実にしっかりしたカメラワークで安心してみる事ができる。手ぶれもほとんど無く、被写体を中央に入れしっかりアングルを固定する取り方などなかなか素人ではでは難しい。素人は耐えられずにすぐカメラを動かしてしまうモンだ。さりげなく置いたカメラが撮る映像もばっちりの構成だ。と言う事で自分は見てて、手取り映像の映画という感想はあまり覚えなかった。リアルとも思えないし。悪霊が出る前にはしっかり自己主張もあるし。その自己主張のおかげでびっくり感も半減。お化け屋敷映画としては甘口な作りだ。あともう少し短くてもいい気がするな。
まぁでもラストはちゃんと恐怖映画になってたし、結構理不尽な雰囲気や恐怖感は出てたと思う。正直序盤のテンポが悪いから何度も見ようとは思わないけど。序盤も細かい小細工がありそうでもないがわざわざ探すほどの気も起きないし。
収録されているもう一つのエンディングの方がなんとなく想像してたエンディングに近かったけど、それより前の日にもろに霊現象写しちゃってるから、劇場版の方がより刺激が強いし続編とか作りやすそうでいいね。
いい恐怖映画だと思うな。こういうの苦手な人が見ると夜が怖くなる事請け合いでしょ。

パラノーマル・アクティビティ [Blu-ray]

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この映画もストーリーとかを考えてみる映画ではなく単純に不可思議な現象、理不尽さを楽しむ映画だと感じます。大画面暗い部屋、できれば夜、いい音響で楽しむべきでしょう。できればベットの上で女の子と二人で見れればなお良しかと。