青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

電力会社ゲーム会

今日はボードゲーム電力会社オンリーゲーム会。うちの集まりでは非常に好評なこのゲーム。調子に乗っていろいろ拡張マップを購入してるけどインスト込みでやると1ゲーム3−4時間かかるなかなかヘビーゲーム。ランダム要素も少ないし。割とがちなマネージメントゲームだがそこはドイツゲーム。バランス調整が良くみんなが必ず乱戦になるような味付けがされている。
今日は珍しく5人でガッツリプレイできました。たぶんボードゲーマーとしてはとてつもなく恵まれた状況だと思います。仲間内だけで5人、ヘビー目のゲームを1タイトルのみ一日がっつり遊べるとか。幸せです。
最初はフランスマップ。1ラウンド目で誰か一人が3都市を一括購入出来、さらに初期から原発が活発に動くのが特徴的なマップ。最初に3都市買えるのは良く思えるけど実際には発電力がついてこなかったり、資金繰りが難しかったりとバランス感が要求される。今回は自分が3都市ゲット。しかしやはり運用が難しい。結局ラストラウンドで全員15送電達成。残金戦で僅差で5位。難しかった…。1ゲーム目はインスト込みだったので4時間ぐらいかかる。
2ゲーム目は日本マップ。明らかに異質なマップ。圧倒的なマップの小ささ、都市の少なさにみんな困惑。戦略がまったく見えない。ただヒントがある。一ラウンド目で2都市を特定の都市から選んで進めると言うこと。これは一カ所からスタートだと送電網を伸ばすことが極めて困難で、それだけ都市の取り合いが重要と言うことを意味している。さらに資源の少なさもシビア。計算された資金繰りを要求される。予想通り展開は送電網の取り合いに。地域独占がすぐに発生し、割り込む余地があっという間になくなる。この辺も日本の地域ごとの電力会社って言うところを良く表していておもしろい。自分は関電、東電スタート。関東は手中に収めるが大阪スタートで西に延びようとしたところ順番コントロールに負け中国地方を常に先行され悪戦苦闘。しかしながら序盤から都市数を稼ぎ資金を貯め込みそのまま先行逃げ切りで勝利。シビアだがおもしろいマップ。2ゲーム目は3時間ぐらいで終了。
ラストはロシアマップ。さらに発電所カードを拡張版に切り替え。拡張版の特徴はイマイチわからない手探りスタート。ロシアは広大な国土で東西がまったく性質が違う感じ。西は超密集で地域独占が出来ない構造。パズルのような経路探しを要求される。東は逆に送電するのが難しく一度入植すると完全独占状態へ。マップ以外ではオークションフェイズに特徴があるロシアマップ。オークションにかけられる発電所が少ない。
1ラウンド目でオレ氏のみが東スタートを選択。残り4人は西を選択。結果この選択が終局で差を産むことに。拡張発電所は基本的に低ランニングコスト、高発電力の傾向。その分発電所の価格が高めでオークションでのコスト感覚が変わってくる。さらにかんがいい人は気づく。ああ、なるほど。これは15送電で勝利するゲームではないな、と。予想通り展開は終盤でみんな一気に高火力を狙う展開へ。ここで15カウンター戦略も思いついたが資金繰り失敗でそれも出来ず。オークションでうまく18発電力を取得し、東独占のうまみをラストでみせぎゅうぎゅうの混戦の西を横目にラストラウンドで18都市送電を成功させたオレ氏が華麗に勝利。自分とK氏が17送電。しかし金額勝負に負けて3着。さすがに3ゲーム目となると2時間少しぐらいで終了。みんな慣れたもんだ。
このぐらいやればやっといろいろな戦略が見えてくる。さらにおもしろさが見えてくる。いいゲームだ。しかしさすがにみんなお疲れ。軽く飲んで解散。充実した疲れだった。

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