青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

たったひとつの冴えたやり方

とりあえず表題作を読んだ。なんというか萌え系ライトノベルの古典?
15歳の少女コーティーがひとりまだ見ぬ未開の宇宙へ旅をする、という話。ただちゃんとしたSFなのでSF描写はきめ細やかでライトノベルほどの読みやすさはない。
オチは書けないがなんかなぁ…。もっと若い時に読んだらきっとすごく入れ込んでたんじゃないかと思う。なんか今は素直に読めないな。ただただ辛くなる。なんかもっとひねった冴えたやり方を見たかった。ただまぁこういう状況ではこれが「たったひとつ」なのかもしれないが。

SFとしても小説としてもこの前読んだ星を継ぐもののほうが断然面白いわけだけど、こう言う情緒あふれる作品もいいとは思う。