青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

インクレディブル・ハルク

そろそろ打ち止めになりそうな、マーベルヒーロー物。リブートForアベンジャーズの第一弾映画。
正直そんなに面白い映画でもない。だいたいハルクのキャラが弱い。ヒーローとしての行動原理が存在しないキャラだし。さらにそのためにヴィランの設定が弱い。このお話でも基本はアメリカ軍が敵役だし。一応終盤にハルク同等の力を持つキャラが出てくるが、これもあんまりバックボーンがあるヴィランって感じではなく、とってつけた感が強い。
ストーリーも結局始終逃げまくるだけだし。

ただしアクションシーンの派手さはなかなか。リブートものの中でもぴか一のド派手なアクションシーンが展開される。ちぎっては投げられまくる車とかほんとによくやってる。アメリカ軍の各種兵器との戦いのシチュエーションもよかった。
でも終盤のニセハルク?との戦いはカメラワークが激しく良く似た二人のとっ掴み合いのせいで何が起きているのかよくわからない。この辺はイマイチ。せっかく激しいバトルをしてるんだからしっかり見せてほしいところ。

まぁでもあれだ。アメリカンヒーローの基本はやっぱり正義の戦いをする人たちだよな。たとえ歪んでても。ハルクはヒーローじゃなくモンスターだもんな。