ここ来た当初は年下の人間たちとの有り方について悩んでいたけど、最近はそれなりに確立できて来たかな、と思っている。若い子たちと同じ働きをしてもしょうがない。自分の持ってる大局的視点でのアドバイスやものの考え方の指導をして言っているうちに、みんな僕の世界観を理解してくれ始めている。最初どうしようもなく苦手だった子ともいろいろやり取りしているうちに心を開いてくれた感じ。それはお互い様なんだろうけどね。みんなはどんどん僕の技術を盗んでいけばいいし、僕はそういう環境下でまた新しい考え方を構築していく。いつも一歩先を目指す。そうしている限り大丈夫なんじゃないか？とか思い始めている。歩みを止めたところで死んじゃうサメみたいな生き方だけど、前線で戦うことを宿命づけられている自分にはそういう生き方しかないんじゃないかなぁ。そしてそういう生き方が好きなんだろうなぁ。安定してしまっているものに対する抵抗心は今だに消えていない。
