青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

六花の勇者…最終回。物語全体を使ってのミスリードが判明する落ちの回。作品全体がメタ的構造でミスリードをさせてるんですね。そのからくり自体は面白いけど、結局同機は語られなかったし、後始末もないし、また新たな問題定義をして「俺たちの戦いはこれからだ!」と言う投げっぱなし終わりも…。実際のところ原作がまだ進行中なんだろうから本気の結末は作れないんだろうけどね。第二期やってもまたおんなじことやるんかもね。誰が偽物?って。
クラスメートクライシス…まだ最終回ではないけど大体ラスト。ほんとオリジナル作品としてはいい出来だと思う。基本に忠実に、王道を作りこめるっていうのが最近は結構大事だと思う。小手先のテクニックやら技ばっかり駆使して本質がおろそかな技術者が増えてる気がするんでね。
シャーロット…どうもPCソフト系原作作品には気持フィルターがかかっている。なんか鼻につく。別にそんなに悪くはないんだけど、話の盛り上げ方が人殺してなんぼなところがね「ほら?大事なキャラが死んじゃうでしょ?ハードな展開でしょ?命ってものを描いてる作品神でしょ?泣けるでしょ?感動するでしょ?」って勝手に思っちゃってなんかやなんだ。自分が腐ってるだけって言うのはわかってる。もしかしたら同族嫌悪かもしれない。結局この作品もなんかそういうフィルターな作品だったなぁ、と思ってしまったり。だからイマイチ入り込めないんだ。
境界のリンネ…もう流石にこの年になると高橋留美子作品から多くを感じることはないわけです。キャラは全体的に薄くあっさりだし、ギャグテイストはもうさすがに定番すぎる。そこが良いといえばよいんだろうけど。気楽に、週刊ペースで「ハハハ、タノシイネ」って感じで読み流せるスタイル。もう少しキャラ魅力があればなぁ。来年第二期もやるようですね。