青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

シビルウォー

久しぶりのマーベル映画。前は…アントマンだったっけ?今日はちょっと特殊な環境で。MX4Dと言う規格のアトラクション型の劇場で鑑賞。ちなみにクソ高い。値段ほぼ倍。3D吹き替えで。MX4Dは映像に合わせて、シートが動き椅子が振動し、風が吹いてきたり、水が吹いてきたり、匂いが出たり、スクリーンの方で煙が出たり、銃撃に合わせてフラッシュがたかれたり。とにかくそういった体感型のアトラクションになっている。USJスパイダーマンを想えばほぼ間違いない。高いが興味があったのでネタとして行ってみた。
結構椅子の揺れは本気で揺れる。突き上げる。水も出る。振動も激しい。アクションシーンはなかなかの迫力になる。たまたま隣にいた女の子はえらい体が硬直してておもろかった。アクションシーンになるたびに緊張して怖がっていた。で、同列にいた男の子のお子さまはアクションシーン以外のストーリーシーンになると退屈になって暴れ出すのが振動で伝わってきてほほえましい。まぁでもね40超えたおっさん二人組には2時間30分に及ぶ長丁場このアクションをくらわされ続けるのはなかなか堪えた。腰いてぇ。しかも部屋の湿度が上がるのか、終盤やけに暑い。自分はこういうアトラクション好きだけど、もう少し短い映画がいいな…。いつも書いてるけど最近のアクション映画長すぎ。
映画自体は面白かった。アベンジャーズタイトル映画になるとストーリーがあんまりない敵とバカバトルを続けるおふざけ映画になりがちだけど、この映画は一応「キャプテンアメリカシビルウォー」であって、ベースストーリーは前作「キャプテンアメリカ・ウィンターソルジャー」からの続編。そこにアベンジャーズシビルウォーのストーリーをうまく絡めた。キャプテンアメリカのストーリーがベースで流れ、そのテーマが自然にシビルウォーのテーマと同じになっているという構成がうまい。基本的にヴィランは最初に少し出るだけで、中盤以降のアクションシーンは見ごたえたっぷりの内輪もめ。特に空港での大バトルはほんとに良い。全員見せ場。CMでばれてるがスパイダーマンがまたいい。スパイダーマンの強さを再認識できる。ちなみにスパイダーマンはもっとおまけ、カメオ的な出方ぐらいなのかと思っていたら結構がっつり出る。キャラも原作のイメージの常に軽口叩きながら派手に飛び回るのはほんとに映画映えするいいヒーローだなーと思った。特にキャプテンがメインにいるとどうしても重めの絵になるのが別の映画でも見てるかのような雰囲気になる。あそこまでスーパーヒーロー、原作のハデハデのままなヒーローって他にいないからねぇ。ああ、実は知らなかったもう一人のヒーロー。この人の登場はちょっとびっくり。言われてみれば重要キャストだし、単体映画でもちゃんと絡めてあったね…。もう、彼とスパイディーの戦いとか東映特撮祭りそのもの。そこだけ別映画。いやぁ、ちゃんと見せます。
ストーリーはラストまでバトルバトルで満足。妥協しなかった展開も良い。とにかくマーベルやるなぁ…と言う感想。特に自分はジャスティス…がイマイチだったから…。