青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

パンドラの箱

いやまさに。これは俺にとってのパンドラの箱だったようだ。どうせ引越ししてから5年以上未開封だったし、最近は断舎利するのも板についてきた。だからこんなのも別に余裕綽々で売り飛ばすぞ!と始めたはいいが。中を開けて一冊ずつリスト作成していってるとなんだか気分がもやもや。別に読みたいとかじゃない。実際のところ取り出した本は状態確認程度しか見ていない。でももやもやするんだよ。やっぱりこれは紛れもない、俺のアイデンティティを構築する上で絶対的な要素であることは間違いないんだよ。今はもういらなくなってはいるはずなんだが、やっぱりそんなものを切り捨てるということにひどく動揺しているようなんだ。昨日はまだよかったが今朝になってやけに心がざわつく。心の奥底に仕舞い込んでいたものが首を上げてこっちを見ている。
一言で言おう。切ない。
でももう商談は始まった。実際のところもっと保管状態のいい場所で大事にしてくれる人たちの手に渡ったほうが絶対幸せだし。あぁ…。もう早くうっぱらいたいわ。目の前にあるからモヤモヤするんだ。