青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

目の治療・後編

病院へ舞い戻る。ああ。やっぱり気分は重い。なんだかんだいって手術みたいなもんだしな。行ったらすぐに瞳孔開ける目薬をなんどかさされる。で「あうあうあう」と思ってたら、一回写真取ります、といってレーザー処置室へ。そこで先生となんか雰囲気の違うおっさんがもう一人。まぁ直感的にわかる。こいつはエンジニアだ。
写真を撮るのに先生に目をぐっと開けられ、コンタクトを押し当てられる。ずっとその状態。顔は機器と看護婦で固定される。この行為自体が相当なストレス。で、写真取るらしいのだが目にはなんかうす紫色の四角いスクリーンのようなものが投射されて左目の入力情報はそれだけになる。なんか瞳に直接PCの画面でも投影されている感じで変な感じ。先生はエンジニアとなんかしゃべりながら撮影する。
撮影が終わったらおそらくそのエンジニアと機器の設定やら調整をするようで若干時間を置く。その間再度目薬やら目洗いやら。次は焼きますからねー。こええよ。もう頭ぜんぜん動かんよ。放心状態だよ。
15分ぐらいだろうか?いよいよ施術へ。さっきと同じ機械で同じように。ただ今回は麻酔も点眼しているみたい。相変わらず目は押さえつけられ視界にはスクリーンが。で、いろいろエンジニアと話をして「じゃいきまーす」って。「ピピピピッ!」と高周波な音が聞こえる。ああ、これレーザーの照射音だな。ってわかる。でも痛みとかはない。しばらくしたらその音にあわせてスクリーンに黒い虫みたいなものが這うのが見える。ああ、これ焼いてるとこが見えてるわけね…。されるがまま。相変わらず先生はエンジニアと何か確認しながらやっている。頭の中では「これなんでしょうねぇ…」って思いつつ。「大丈夫ですかー?」「気分悪くないですか〜?」「痛くないですか〜?」とか看護婦がいろいろ言う。痛くはないけどこうやって押さえつけられるのはストレスだし、この映像は不快以外の何者でもないよ!って思いつつ「平気ですよ…」って感じに。
どのぐらいかな?15分程度?時間は良くわからない。長かったような短かったような。「もうちょっとで終わりますよー」ってなんども聞いた記憶がある。左目の半分を焼いて施術は終了。もうぐったりだよ。左目の網膜には白いスクリーンがくっきり焼き付いてて視力は0。何も見えん。術後お話が、と診察室へ。施術の確認を先生がして、まぁ問題ないようだ。で、説明なんだが「この機械最新なんですよ。痛くなかったでしょう?今までの機械だとちょっと痛いんですよ。」って言う。「ああ。そうなんですか…」って答えるのがやっと。で次、右目を半分焼きたいけどあさっての金曜日行ける?って聞かれる。大丈夫だと答える。で先生「この最新の機械、今週いっぱいしか借りれないんですよ。だから急いでやっときたいの」って。・・・。全部つながったよ。ちょっぱやとんとん拍子で話が進んでいったのも、施術のときのエンジニアの存在も、施術時の先生の会話も。そりゃさぞかし最新の機械なんだろうな…。俺モニターかよ??って心の中で激しい突っ込み。さらに先生「次右目は今週だからこの機械で。あと左目半分、右目半分は従来の機械で。」・・・。おいまて!さっき従来機は痛いって言ってたよね??そういういらん事言うなよ!って。「ハハハハ…」と乾いた笑いをするしか俺には手立てがなく。次回金曜日と日取りを決め今日は終わり。とりあえず最後にひとつだけ「今日何か注意することとかありますか?」と聞いたら「別にない。普段どおりでいい。視界もすぐに戻る」と。