青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ジェーン・ドゥの解剖

なんかどこぞで後味の悪い映画集みたいなところで見かけて、アマゾンビデオでブックマークしてた。アマゾンではいまだ有料だけど。たまたまNetFlixの新作見てたら配信されてたので見てみた。
序盤は不思議な一家惨殺事件の現場で見つかった奇妙な女性の死体の検死解剖で話は進む。タイトルにもなっているとおり、この検死解剖シーンがたぶんこの映画の見所。解剖すればするほど謎が深まっていく。ミステリアスな要素が増えていくと同時にオカルティックな表現も増える。気分も盛り上がる。
ところが中盤からは内容は一気にただのホラー、オカルト映画に変わる。解剖はなくなりただただ密室ホラーに。ちょっとテンション下がる。終盤にまた解剖でこの現象の謎を解く!って展開になって「お!いいぞ!」って思ったんだが、結局そこから解剖での謎解きは殆どなく・・・。普通のホラーのまま終ってしまった。
個人的には終盤更に解剖していくことで、謎の真相、深淵を見つけ、それをまた解剖的見地で解決していく、って言う展開を期待したんだが。見事に裏切られのホラーで終ってしまった。残念。低予算ホラーながら腰をすえたしっかりとしたミステリー的な要素も強く感じさせるのだが、なんか尻切れトンボ感が強い。惜しい作品でした。

 

ジェーン・ドウの解剖 [Blu-ray]

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