青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

バキ

バキはもともと筋肉格闘ファンタジーギャグ漫画なのだが、今NetFlixでやっているアニメ版はなかなかだな。とても原作に忠実にアニメ化されている。動きとかは結構手抜きだけど。とにかくすごい勢いで原作を消費していく。原作の数週間分を一話でやっちゃう。そこにアニメ的な構成は無い。普通なら、脚本や演出でドイル編終わりで一旦一話切るだろ、って思うのが原作付きアニメの一般的構成。しかし尺稼ぎとかまるで無縁のアニメ版。物語の再構築(パートの並び替えなど)もやらないアニメ版。もうシーンの切り替えも激しいこと。話の節目が時間でしか考えられておらず、アニメで見るとすっげー構成だ。こんなアニメ見たこと無いわ。更に声や動きがつくことでギャグ度は一段と増す。もうなにがなんだか。ドイル編ラストって漫画で読んだときは結構いいシーンだったのだが・・・。アニメ版は唐突。唐突にラストを向かえ、何の余韻もなくさっさと次のシーンに変わる。情緒不安定かよ。しかしこのなんか独自文法感、板垣世界を忠実に再現しているかもしれない。こりゃいろんな意味で歴史的アニメかもな。このままBAKI全話いってもらいたい物だ。勇次郎VS海王とかぜひ見てみたい。人気があるなら範馬刃牙刃牙道といってもらいたいもんだ。