青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ロックスミス

ギター熱が静かに燃えている。既に丸4年以上たつがいまだ衰えることなく楽しく上達している。この上達ってやつも、一気に目標に進んでいるわけではなく、だらだらと全体的なスキルを上げていっているため終わりが無い。これが実は長期続けていけるコツになっているのかもしれないと思ったり。一曲集中してこの曲弾くぞ!って暗譜までして叩き込むと、たしかにそのうちその曲は完全に覚えて空で引けるようにはなるだろうが、それは体にその曲の動きを刻んだだけで目標達成になってしまう。そこで次ぎに進むモチベが維持できなくなる事もあるだろうな、って思う。緩やかな坂を上り続けるのと、一回登って、また次は一から登りなおし。この繰り返しでもそのうちうまくはなるだろうけど、維持がつらそうだ。その代わり一回一回の達成感は味わえるんだろうが。
この辺の話はある意味自分の仕事スタイルとして昔から悩んできたものと見事に一致したな。一つのことを徹底的に追求して特化型の技術者になるか、広く浅くを繰り返しなんでも出来るようになるマルチ型を目指すのか、って話。これは俺の中ではもう結論が出ていて、俺はマルチ型で、さらにマルチ型は最終的には広く深くになり、特化型など一蹴できるようになるっていうのを知っているから。たぶんギターでもそうなるといいな。
そんなことを最近また強く感じる。べたなロック系から始まって、特に集中することなく1000以上の譜面を満遍なく引き、パンクロックを覚え、ブルースを覚え、メタルを覚え。一つずつ少しずつ技術が違うが、覚えていくとお互いに相互関係で引き上げられていく。そこに最近はカントリー。ある意味メタル並みの速度で複雑なコードバラシの演奏が要求され狂いそう。しかしギターの出す音ってこういう風に構成していく、って言うのが良くわかる。さらに昨日はジャズな譜面も。ジャズはロックではあまり使わない狂ったようなコードの嵐。細かい動きのフレーズ。コードプレイの練習にもなるし、当然ソロ系の練習になる。
久々に左手がパンパンになったわ。最近はメタル系で右手の高速ダウンピッキングを練習して右手ばかり鍛えていたが、左手も鍛えられるわ、こりゃ。メタルをやると速度にも強くなる。速い曲を正確に演奏できるようになる。速い曲がこなせるって事は普通の速度の曲なら、細かい譜面が演奏できるようになると言うこと。つまりソロが自然に弾けるようになってくる。ブルース、カントリー、を弾くと音の流れ(俗に言うスケールプレイ)が自然に身につく。ジャズで変態的コードを押さえる練習をしていくと普通のコードがヨリ簡単に押さえられるようになる。こうやって全ての技術が結びつき演奏のレベルが上がっていくわけだ。気がつきゃ知らない所見の曲でも80%超えとか行くようになってくるわけだ。恐ろしい進歩だな。ハイフレットの練習も少しずつだが進んでいるし。ハイフレットの練習のメインはロックスミスにあるメタルアレンジのクリスマスソング集。丁度シーズンだ。ってもうこの曲も一年になるんだな・・・。