青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ひらぱー

去年ぐらいからずっと「ひらぱー行きたい」と言い続けていたんだが彼女さんが余りいい顔をしない。最近になってやっと「いいよ」と言い出したので満を持して行くことにした。ずっといろいろ調べたり、頭の中で計画練ったり。気合十分だ。朝もちょっと早めに駐車場に入れるようにと10時開園なので9:30ぐらいかな、と。高速使ってすかっと家から30分ぐらいで到着。しかし。何だこの違和感。ちっとも回りに同じ方向でひらぱーに向かう車がいない。駐車場もガラガラ。案内にしたがって入ってみたらなんと3台目。「おおぅ」もしかして早すぎ・・・?車から降りてチケット売り場に行くが周りには自分らより先行できてたファミリーがうろうろしてるぐらい。チケット買って入り口らしきところにとりあえず並んでみる。また20分ぐらい時間はある。並んだのは自分らが一番最初。まぁ実際は駐車場は裏門なので正面ゲートにはもっと人がいるのかもしれないけど。
裏門の目の前にはシンボルの大観覧車。裏門は丘の上なので陸の下にあるアトラクション群が点検のために動き出すのが見える。いよいよ気持ちが高揚してくる。なんだかんだ言っていた彼女さんもパンフ取ってアトラクションのチェックを始めてモードが切り替わり臨戦態勢に。こいつ、やる気満々だ。さっそく全部回る計画を始めた。
USJで徹底的に鍛えられている我々にとって20分の待ちなど待ち時間に入らない。すぐに開園。真っ先に一番派手だと思われる「レッドファルコン」へ一目散。しかし自分は結構違和感。なんかすっごい坂なんですが・・・。丘陵地に作られたひらぱーは全体的に坂が多いのだ。いきなり足が不安に。レッドファルコンにたどり着く。まだ回りに人はまばら。しかしなんていうんだろう。この非日常空間。そして自分が長い間恋焦がれていた遊園地の空気感。そういうものに満たされる。あとなんとなく昔よくやっていたゲーム、ローラーコースタータイクーンとかズータイクーンとか思い出す。否が応でも気持ちは高揚してくる。レッドファルコン・・・。おそらくひらぱーで一番大きなコースター。WEBとかで一番人気、とか会ってあった気がしたから真っ先に向かってみた。入り口も階段だ・・・。USJに慣らされている自分にとっていろいろ衝撃的だが、昔の遊園地設備ってこうだよなぁ、と思い出す。で階段登るが・・・。人はまだ居ない。俺らしか客がいない。好きな場所へどうぞー、って。とりあえず一番前に乗ってみる。なんか最近USJのライドしか乗っていない自分にとって、このコースターのつくりのシンプルさに驚く。なんか飾りっけ全く無い。シートベルトとか意味ねぇ!でもまぁ動き出す。最初の上り坂でいきなりガン!って衝撃。坂の上までチェーンで引き上げられていく構造なんだが、おそらくそのチェーンをフックする衝撃であろう。いきなりの洗礼。首が!で、最高地点までゆっくり引き上げられる。なんとなくUSJの感覚で言うと最初引き上げられた後はまず落とされて、速度を稼ぐ!っていう認識がある。最高地点に到着・・・。あれ。落ちない・・・。緩やかに下り始める。・・・。なんとものどかだ。少しずつ速度を上げカーブに差し掛かる。ここでまた洗礼。カーブのときにいきなり「ガクン!」と首を振るコースター。激しいショックが首を襲う。もうね。別な意味で怖い。この衝撃が続くのか!どんどん加速し、アップダウンで衝撃、コーナーで衝撃。俺の首はいきなりテンションMAX。しかし高い位置から周りの風景をのんびり眺める余裕がある速度。そういうところはほのぼの感溢れてていいね。しかしなんだ。コースターは転地逆転するコース設計はなく始終のんびりとして終る。怖さとかは結局無い。まぁ俺ら鍛えられすぎてるしな。やっぱりUSJのコースターとかすげぇよ。金かかってるわ。ライドの重厚感はジムニーとベンツSクラスぐらいの差が有るね。速度やコースも全然違うし。USJのコースターは加速、減速、カーブにいたる全ての場所でとにかくスムーズに動く。体に衝撃を受けるようなことは無い。
降りてみたらもう首が痛いこと。あと全身にも軽い痛みが。こええ。こええよ遊園地ジェットコースター。実際乗っていたのは数分だが降りたらちょっと人が増えていてより遊園地の感じが出てくる。やっぱり閑散としているよりある程度人がいたほうが盛り上がる。テンションが上がる。首をほぐしながら次のアトラクションへ向かうのであった。