青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ソロプレイ

なんか気づけば個々最近、数年、自分の仕事がソロプレイが圧倒的に多いなと思った。ソロプレイは他人に振り回されることが少なく、かなり自分のペースで進めることが出来るので楽なことも多い。実際には仕様に振り回されたりするところはあるんだが、それすらもある程度のコントロールは出来るようになる。
ただ多人数でやるほうが楽なことも多い。何より多人数でやる時はほか名人たちと連携して仕事を進めないといけないため、成り行きで仕事ができる。ある意味自分が積極的に、前向きにしなくても相互作用で進んでいく。成り行きに任せていれば、ある意味何も考えなくてもどんどん仕事時間が消費されていくのはとても楽チンだ。その最たるものが会議だろう。ほんと誰かの暇つぶしのために強制力を持って時間を消費させられ、なんとなくスケジュール的には仕事した!って思えるあのシステム。暇つぶしとしては最強ランクだな、って思う。生産性は限りなく低いがな。
ソロプレイをしているとそういうものに引っ掻き回されることが殆ど無く、全て自分の裁量で物事を進めるようになる。そして要所要所で言質を取って最低限の責任分散をしておく。そうなると実は結構暇な時間も増える。この仕事量ならこのぐらいの時間かな、って見積もりがとても精度が高くなる。他人という不確定要素が少ないから。そうなってくるともう空いた時間をどうするかって言う自分との戦いばかりになってくる。仕事が暇潰しにならない。そもそも仕事していない。まぁ時間切り売りだからべつにしようがすまいが金はもらえるからある意味働いてはいる。でもほんとヒマだ。
みんな幸せそうだなぁ。毎日だらだら打ち合わせして暇つぶし。仕様の試行錯誤して暇つぶし。作っても作っても意識の乖離で産まれる不具合。そしてそれをまただらだら直し、また新しい不具合を埋め込む。エンドレス暇つぶし。深く考えなくても毎日デイリークエストがどんどん詰まれて、それを何も考えず片付けるだけで一日が終わり、しかも「俺達仕事してる!」的な満足感までいただける。ほんとうらやましい。決められたレールを走るだけの毎日ってホント楽そうだ。
ソロで走り続ける俺はナニを苦労してるんだろうな。あっちこっちでダメージを受け、仕事のクオリティーは全て自分のプライドとの戦い。自分がやらなきゃ誰もやらない世界。自分が進めないと何も進まない世界。常に自分で進行をコントロールしている。こんなのが楽なわけ無いだろ。いやまじで。
今の職場でもみんなからあふれる細かなテーマを淡々と片付けていく。メインストリームにいる人たちはいつ終るともわからない毎日を充実した感じで過ごしている。それを横目に俺は適当な仕事を続ける。きょうもまた。