青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

山は音楽教室

ここ数年来ずーっと思ってることがある。ギターの教室に通ってみたい、って事。ずーっと悩んでいる間に、俺の手先の技術はすっかり向上して行って、たぶん普通に考えたらもうそこそこギター演奏の技術は取得してしまっている感がある。ただ自分にはいろいろかけている物があるのもわかる。たぶん、タブ譜を読んで演奏することが一番世間的にはかけているような気がするが、別にタブ譜が読めないわけでもない。ベースやってたころはタブ譜だったし。単純に読む、手を動かすに時間がかかるだけ。たぶんタブ譜→スミス譜の変換回路が頭の中で組めたらもっとスムーズに弾けるだろう。五線譜も読めるけどただ、ギターの音と音階の一致を訓練していないから見ても即弾けるような事はない。ただまぁ特訓すればたぶん弾ける。
この辺の譜面問題は暗譜の問題にもなる。基本的に俺は暗譜が出来ていない。ふと思い返せば学生の頃のブラスバンドの演奏だって、コンクールの時でも譜面を見て確認しながら演奏してたしな。たぶん場所場所はかなり体が覚えているんだけど、全てのつながりを完璧に頭に入れるのは苦手、って言うか殆どやったことがない。ギターもそうだ。スミスなんかでもその曲の譜面が流れ出せば、ああ、こんな感じ、って手が動くし、やはり何度も弾いているやつはその分手が覚えていて、きっちり演奏できたりする。でも何も無しで弾いてみ、言われても何も浮かばないんだよなぁ・・・。手癖になるほど練習とかもしていないから、なんとなく手を動かすことも出来ないし。ただ、譜面さえ流れれば所見でもそこそこ演奏できる。
この辺が胸を張って、ギター演奏できている!って言いにくいとこなんだよねぇ。どんな曲調にも結構対応可能になってる技術はみにつけど、さっぱり頭は育たない。記憶力が弱い。記憶力が弱いんだろうか・・?今曲にして500曲以上、譜面にして1000以上のスミス譜があるわけだけど、どんなのが出てきても曲の展開はわかるし、大体こういう感じって手は動く。久しぶりでも最初2~3フレーズはあれ・・・?っておもう時もあるが、数フレーズ引いていると「ああ、こんな感じだった」と思い出せる。確かに体には刻まれているんだな。でもそれをスミス譜がないと引っ張り出せないわけだ。
まぁでもこれは五線譜だろうが、タブ譜だろうが一緒か・・・。結局頭の中で歌うフレーズをそのまま演奏できるようにならないとたぶんダメなんだろう。しかしそれは・・・ギター教室で学べることでもない気がするんだよね・・・。ギター教室の多くはたぶん、ギターの基礎技術を教えるところ。たぶん自分はその段階は軽くクリアしちゃってる。伊達にメタル系譜面でさえついていけるようになっていない。
そう考えるとやはりギター教室ってものにとんでもなく場違い感を感じてしまう。わざわざ高い金払って、一こま30~45分ぐらい演奏するなら、毎日スミスを90分ぶっ通しで演奏してるほうが練習になりそうな・・・。そんなかねだすぐらいなら、新たな譜面を購入したほうが捗るような、って思ってしまう。
でもなんか教室に憧れがあるのはなんなんだろうと自分なりに考えてみる。それはまずうまい人に自分の技術を確認してもらいたい、って事がまず一つかな。さらには音楽仲間が出来たらいいなぁ、って言う憧れかもしれないなぁ。うん。なんか目的意識が違うな。たぶん俺の心の根底にあるのはアンサンブルへの憧れだろうな。