青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

日帰り滝旅行

今回のターゲットは奈良県十津川村の「笹の滝」。日本の滝100選にも選ばれている。朝8時前に出発。まず腹ごしらえに朝からスキ屋に突入。牛丼を食うがこれが失敗。異様に煮詰まった牛丼は致死量に達するのではないかと思われるほどしょっぱい。すでに毒のレベル。一緒の友達も気分が悪い様子。1時間以上どうも体調不順だった。国道24号線をひた走り奈良を走る。途中でおっきな交差点があり行き先表示看板がでかでかと出てるのだがこれがナンカおかしい。前に行っても右に行っても左に行っても全て国道24号線。あれ?今走ってる道も24号線だよな?ってことはこの交差点、どこに向かっても24号線…?意味わからん。などといいながらひたすら南下。
なんだかんだ言ってる内に十津川村に到着。さて目的の滝に…。と思ったら道が迂回路になっている。なんだろうと思いながらふと従来の新道のほうを見てみたらこりゃまた見事なほど崩れている。ああ、こんなとこにも台風の爪あとが。
十津川村に流れる川は石灰分が多いのか、エメラルドグリーンでとても美しい。
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目的地の滝に行く途中で渡瀬のつり橋という徒歩で渡るとてつもなくでかいつり橋があったので渡って見る。中央あたりまで行くと橋は容赦なく左右に揺れ、腰引けまくりでなかなか進めない。

いよいよ目的地の滝。笹の滝。入り口はお茶目。

真っ白い岩の間を流れていく渓谷。水の色がより映える。



しばらく水辺の岩肌を歩いていくといよいよ笹滝が目前に現れる。

水量も豊富で落差もかなりある。周りの緑と白い岩の中に現れる滝はさすが100選と思わせる勇壮さだ。

近づくとすごい水しぶきだった。

滝もよかったが渓谷がすばらしく美しかった。淵のような暗いひっそりした渓谷も味わいがあっていいが、こういう開けたいわむき出しの渓谷もすばらしい。

しかしながらなかなか写真では滝のよさは伝わりにくい。空気、音、水、すべてがソロって始めて味わえるものだ。都会の喧騒から離れてこういった滝を巡るのはレジャー施設に行くよりはるかにエキサイティングで面白い。

滝を見たあとは十津川村で取れた打ち立てのそばを昼食にいただき、更に南下し最終的には和歌山県の湯の蜂温泉までたどり着く。車を降りると硫黄の香りがぷーんと漂い小さな川沿いの山に囲まれ、いい感じで寂れた温泉街。源泉100%の湯の花が咲いているとろとろの温泉に入る。今まで体験したことのない風呂だった。風呂に入る前に仕掛けておいた温泉湯でさつまいも芋と、温泉ゆで卵を食べつつ家路に着く。
走行距離はかなりのものだったがなかなか有意義な旅でした。
次のターゲットはどこだろう。