青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

映画「ドラえもんのび太のワンニャン時空伝」

何気なく見ました。しかしながらなかなかの良作でした。
最近の劇場ドラえもんはどうもネタに振り回され時間内にシナリオ未消化のままグダグダになっているって言うのが印象だったがこれはどうも様子が違う。
内容はわりとありふれたタイムパラドックス物。本来凝ったシナリオを作るならもう一回ラストに時空ネタを持ってきそうなものだがそれをあっさりやらない。そのおかげでストーリーが見せたかったポイントが絞れていていい感じ。
演出をノビタとイチのふたりのドラマに絞ったのも大正解。いつもならその他大勢も無理やりストーリーに絡めようとするのをほぼ脇役に徹してもらい、二人のドラマを盛り上げている。スクリーン向けのアクションシーンもよく動いておりアニメーションの魅力をよく出している。泣かせ所も心得たものだ。結果久々の長編ドラえもんとして、会心のできになっている。
ただ、もうキャラ違いすぎってのはいいっこなしよ。