夜仕事で遅かったので、友達と「かつくら」でとんかつを食べて済ませる。かつくらに行くのは結構久しぶり。数年ぶりとかのレベルだろう。かつくらの揚げ物は昔は粗引きの生パン粉を使用したざっくりざくざくとした食感のフライだった。しかしながら、きめの細かいパン粉で揚げたフライのほうが好きな俺は（粗引きは口の中がざくざくして痛いし、ぼろぼろ衣がこぼれるのが好きじゃない）自然に疎遠になっていった。
久しぶりに食ったら衣はずいぶん細かい目のものになり、前よりはずっといい印象。味は相変わらず安定していて、麦飯食べ放題もおいしいし赤出汁の味噌汁もきっちり作ってあっておいしい。キャベツも細切りでしっかり仕事がしてあり食べやすい。しょうじき太目の千切りを水にさらしてパリッとさせたキャベツってあんまり好きじゃないし、この店のように超細切りでしんなりさせたほうがはるかに食べやすい。
サービスも問題なく、老舗の安心感を感じさせてくれた。やはり生き残る店には理由があると感じた。
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