青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

福井県

朝7:30に家をでて福井県大野市を目指す。
行きはETCの通勤割引を使って高速費を安く浮かせる。半額になるのは大きい。大津〜敦賀までで。北陸自動車道は赤字路線と聞くが確かにそういう感じだ。路面状態は悪く全体的に整備が行き届いていない。休日の朝のせいか走ってる車もまばらだ。ただ福井に入ると白い雪山が見えるようになり景色は美しい。
敦賀から476号線で山に入って行き滝に行く予定。山に入っていくと道路脇の木々はすごいなぎ倒され枝は散乱しガードレールはぼこぼこ。まるで何か怪獣でも通り過ぎたあとのような雰囲気。景色は山陰の山景色とも京都あたりの景色とも違う、独特の山国の印象を受ける。476をひた走って行っていたらなんか途中で国道がなくなる・・・。476号どうも制作途中で放置されたのか、山を挟んで道がない・・・。確かに地図見たらそうなっているがちょうど道が消えている場所に「福井県」という文字が印刷されていたから下にある道が見えないだけと思ってしまった。逆戻りして大回りで切れた先の476号へ。そこからさらに山道に入っていって滝のすぐ近くまで行ったら道に「災害復旧のため全面通行止め」の看板が置いてある・・・。困ってしまう。しかしもう行くしかない、ということで看板どけて強行突入。とりあえず滝までは道は存在した。
竜双ケ滝は岩を滑り落ちるタイプの落差がかなり大きく水量はそんなに多くない滝。この手の滝はどうも迫力がなくてつまらない。やはり川を分断するタイプの滝が美しい。写真撮影してこの道を進むかどうかわかんないので復旧工事しているおっさんと話してみたら、2年前の大台風のときに道がぼろぼろになって今に至るまで復旧が進んでないので通れるかどうかわからん。との事。ここで道がぼろぼろだった理由がわかる。2年前の台風の爪あとが山の中ではいまだに放置されたままになっていたのだ。ガードレールがぼろぼろだったのは木が倒れて道をふさいだのだろう。
国道476を通って山を越え大野市に行くつもりだがさっきまでの惨状を見ているとこの山越えがどうしようもなく不安。で、山に入る前にやっぱり通行止めの看板が。ただ案内が「落石注意のため」という内容でどうも車が入ってる様子なのでそのまま突入。道は掃除されてないのでぼろぼろだがとりあえずは問題なく走れる。峠の頂上のトンネルを抜けると眼下に福井の雪山が広がりなかなかの景色。
そのまま難なく大野市に突入して九頭竜温泉でマッタリ風呂につかり、軽く九頭竜湖を見て写真をとる。この時点ですでに17時ぐらいになっていたので帰ることに。158号線を走って帰る。福井ICの手前にあった肉料理屋で福井名物のソースカツどんを食べる。くどいほど甘辛いソースにどっぷりつかったとんかつはなかなかおいしかったです。
帰りはまた通勤割引を使い福井〜米原米原から八日市まで下道を突っ走り八日市から再び名神に乗り京都南まで。
走行距離550Kmで一日の8割を移動に費やす強行旅行。水曜どうでしょう状態です。