92年の映画です。スパイダーマンのサムライミ監督の出世作シリーズ。Part1は一応スプラッタホラー。Part2はPart1のリメイクで、一応ホラーなんだけどかなりコメディー色が強い。Part3にいたってはホラーを捨てています。中世ファンタジーものに変わっています。で、そこで徹底的なコメディー。サムライミの持つ独特なカメラワークとテンポのよさは既に完成されています。まだCGが一般的でなかった頃のSFXなので、人形アニメやブルーバックでのビデオ合成などデジタルリマスタリングされた画質だと少々つらいシーンもあります。
内容はアホなスラプスティックなコメディーとブルースキャンベルの一人演技が全てです。今見ると結構ベタベタの展開のラッシュに「どんだけーー!」って叫びたくなりますが、その辺は勢いで見てしまえる感じでしょうか。
どう考えてもアッシュが万能で強すぎるところも、どうでもよく感じてきます。ご都合主義の嵐。当時は結構面白い!と思ったけど今見るとちょっときついっすね。
ちなみに今回買ったDVDだけど、日本語吹き替えで見てたんだけど途中何シーンか、英語音声/日本語字幕になってしまうシーンがあった。不具合かな?こりゃ。