青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

大詰め

そろそろ今期の作品も大詰めを迎えるものが多くなってるのだが、ここに来て作画が激しく乱れているな。ARIA11話もせっかくいい内容なのに作画の崩れがひどく興醒めする。バンブーブレードはさらに作画が惨く、とても盛り上がるべき話なのに萎えるぐらい絵がひどい。最終1〜2話に全力投球するためと好意的解釈をしておくけど。
ひぐらしのなく頃に解はとりあえずラストまで見た。中盤回想編は早送りですっ飛ばしたが。
結局この話ってもともと、普通のマルチストーリーで展開させるゲームのシナリオとして作られた話を何らかの都合で、一つのお話にしちゃったら怪我の功名で面白い話になっちゃった、って構造だよね。
プロローグ的ストーリー部(圭一が転校するまでの前置き)があって、その後各キャラにパラメータがあって一定値を超えたキャラが発病して〜編のシナリオ展開する。
シナリオ展開をさせるとフラグが立ち、次のゲームでは特定のキャラが解禁され登場しさらにシナリオ展開が膨らむ。
真のエンディングを迎えるためには、全てのフラグを解除し(黒幕発覚フラグまで立て)、最終追加キャラを解禁させ、登場人物を全員生き残させる事でしか迎えられない。
て事だよね。
アニメ版ではいくつか?と思った演出も残ってる気がするが大概の内容は把握した。
メタ構造は置いといて、ラストは確かに盛り上がり今まで抑え付けられていたものが一気に開放するカタルシスはあるんだけど、個人的には少々漫画的になりすぎてる感じを受けてしまったね。特に森でのトラップ戦。今までとギャップがありすぎる。最後の行動もちょっと軽率な感じを受け、大見得を切る演出のためだけにやっちゃった感がぬぐえない。皆殺し編の方が単純にカタルシスが多かった。どうも祭囃し編は決着を付けるためだけのごり押し感が強すぎる。

見てる間はすごく引き込まれて面白かった作品だけど、自分的には何度も見たくなる作品でもないと感じているな。正直、間すっ飛ばしたところも保管する気も余りおきていない。
かといってあのキャラたちのままごとだけを見るのも微妙だし。自分的にはこのへんでフェイドアウトかな。