青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

検査結果

(うれしいニュース)
糖尿の方は極めて順調です。AbA1cも10.8→7.9と改善。まだ高いのは事実ですが、だいぶ良くなっているでしょう。
動脈硬化の検査も問題なし。奇麗なものです。との評価。こっちはいいかんじ。
長年注意されてきた、肝臓の問題、γーGTPなどが高かったのが一気に改善され超正常値に。
たぶん当初問題視されていた、脂肪刊、肝硬変問題は完全にクリアされた感じです。

(がっかりニュース)
血圧はいまだ高め。まぁ、この辺も体重の減少とともにもう少し余裕をみたい感じです。
LDL-Cの上昇。そして尿酸値の上昇。
LDL-Cはまだしも、尿酸値はまた危険領域を余裕で突破です。
前回検査時は7.1と、基準7から少々超えた程度だったんですが、今回11と跳ねあがっています。
なんというか、すでにいつ痛風になってもおかしくない値です。
これはまずいです。
一ヶ月半の状態変化を考えると、やはり肉の摂取量が多くなったのでしょうか?
と、単純に考えてはみたんだけど、それもどうも変だ。
以前の食生活では今よりはるかに多い不和脂肪酸を取得していたはずです。
それなのに、今は確かに肉を中心に食べるけど、以前より量も減ってるはずなのです。
大豆食品の増加?難しいところです。正直、以前の超過多食生活をしていた時にある程度の正常値を維持できていたのに、今回食事を制限してるのにおかしくなるというのは納得がいきません。
考えられるところは二つ。

1.炭水化物低取得による何か弊害。
昔との差を考えるならば、どうしてもこの項目は上がってきます。
ただ、あんまり科学的な理由が見つけにくいんですよね。

2.水分摂取量の減少
昔過食時代は一日の摂取水分が4〜5Lぐらい余裕だったんですが、最近確実に1〜2Lぐらい。下手するともっと低下しています。
水分の過剰摂取は尿酸値を排出する基本らしいですから、どうもここが関係している気がしてなりません。


さらに、ローカーボについての話もしてきました。うちの主治医はそれなりに切れる人だな、と初めから思っていましたが、糖質制限についてもちゃんと知識を有していました。
本についてのいろいろ裏話のようなものも聞けました。
先生も別に低糖質に関しては有効だと思うから、納得が行って、結果が出るなら別に反対する理由はない。
「痩せたもん勝ちです」とのアドバイスでした。
ただ、いろいろ先生の見解的にはいろんな意見があるようで、とても参考になります。
ちゃんとした科学的推論をもとに話されるお話なら全然受け入れます。
先生が進めるのは、低糖質、高タンパク、低脂質だと言ってました。
イヌイットのことも知っており彼らをサンプリングデータとするには環境が特殊すぎる、という話も出ました。
彼らの住む世界は−20度とかが当たり前の世界で、脂肪燃焼無くしては生活自体が成り立たない、という話でした。確かにこの話は説得力があります。
現代社会において、高脂質代謝の弊害研究はいまだ発展途上であることは認めざるを得ません。
ちなみに主治医は、一日100gの糖質は入れた方がいいんじゃない?との提案でした。
あと、先生からは「朝抜くなら夜抜いたほうがいいんじゃない?」との意見もありましたが、
これに関しては変な話、普通の人と食事タイミングが違うために結果としては昼抜き、の形になっている。
夜が遅いために、普通の人が朝飯を食うタイミングが、自分にとっては昼飯を食うタイミングになっている。
そのために、パッと見たら実は昼抜きをやっているのと同じ感覚だ、と。確かにそうかもしれない。
まぁ、これに関しては別に今のところはこれでやってみますと言っておきました。

ただし、一日の取得カロリーが必要分より落ちてる率が高いので、ビタミンミネラルなどの欠乏の恐れがある。とのこと。それなら調べましょう!ということで、来月の検査のときにはその辺を検査してもらうようにお願いしました。

今日は一番最後の検診だったようで、先生とちょっと熱く語り合っていました。
先生も糖尿病患者の普通の人たちは全然改善する意思がなくて、どう言えば自分から動いてくれるのか分からない、と嘆いていました。それは自分もネットとかの糖尿病患者から感じていたことと同じでした。
自分の現状を受け入れ、自分自身の意思ですべてを推し進める以外にこの病気に打ち勝つことは不可能だと思います。医者や、薬や、環境など他人のせい、他人任せにして現実から目をそらしていてもなにもよくなりません。
世の中「やる」か「やらない」かの二元論です。うだうだ言わずやった人の勝ちです。


今の主治医のいいところは、アドバイスや意見はくれるがこれをしろ、薬を飲め、とは安易に言わないこと。故に自分の治療方針は自分で決めます。
てことで、必要な助言、データを頂いて、そこからもう少し調査した結果、今後の自分の食事方針が何となく見えてきました。

1.急に痩せすぎの傾向がある
これは正直難しいのですが…。対処としては先生の言うとおり一日75〜100Gの糖質取得を目指すのが手っ取り早いかもしれません。
あくまで血糖値と相談しながらその辺の量を調整してみたいです。
朝抜きに関してはこのまま続行です。その方がカロリーコントロールもしやすいです。

2.糖尿病対策
今後も糖質制限食で行きます。今のところは全般的にはすべてうまくいっていますので、優先事項とします。
とりあえず目標体重の70K前半までは
 ・一日2食
 ・主食抜き
は実行します。
ただし、もう少しそれ以外の物からの炭水化物の取得については緩くしようと思います。
たとえば、イモ類、玉ねぎなどの野菜系からの炭水化物取得など。
要するに、野菜の全面解禁をしようと考えます。

3.高尿酸対策
ここが難しいところですが、まず今日から試そうと思うことはいくつかあります。
 ・水分摂取量の増加
 これは絶対命題とします。日中4Lを目指します。
 家にいる間に+2Lです。飲み過ぎかもしれませんが、いいです。
 昔はこれやってたんですから。
 思うに、昔尿酸値が保てたのとか、今も血管が奇麗なのは水分の大量取得による
 老廃物の過剰なまでの排除が効いていたと思います。
 たぶん、これをしてなかったら今頃とっくに入院だったと思います。

 ・プリン体が高い食品の気持ち減少
 ここのところ、鳥レバーとかを週一回ぐらい食っていました。ところが調べてみるとこれは
 プリン体的には絶望的な食品のようです。
 そういえばちょうど昨日のお昼にも鳥レバーを食っています。
 これか!
 今後レバー禁止です。魚介類や肉に関してはそれをやめちゃうと糖質制限食自体もアウトになっちゃうし、
 なにより、主食もくわねぇ、肉魚もくわねぇじゃ野菜のみになってしまいます。
 そうすると根本的にタンパク質の取得もできないし、そもそもそんな食事続けることは
 モチベーション的に不可能です。
 故に、結論としては肝類の接種中止のみで行きます。

4.高LDL-C対策
今のところあんまり対策する気がなかったり。
悪玉コレステロールに関してはいろいろと意見があるようですし。
あと、これも実は水を大量取得すると抑えられる気がしてならないのです。
まぁ、気持ち肉の脂を控えようとは思います。
ただ、これに関しても前より確実に取得量は減ってるはずなんですよね!
それなのに上昇してるっていうのは変です。
ちなみに、昔は卵なら一回で3個が基本単位。揚げ物、肉ものは大量に取得。それが当たり前でしたからね。
その時より今が数値が上昇する理由が見つかりません。
あるとすれば、水分の減少です。


さて、結局ほとんどの結論にあることなんですが
「水飲め!水!」です。
お前が今までぎりぎりのラインを保てたのは水なんだよ!
って結果が出てる気がするので、
これを行うことで何がどう変わっていくのかをちゃんと見極めたいと思います。

さて、また楽しみな一ヶ月が送れそうだよ!