青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

SF4

SF4買う前は、正直あんまりシステム的にSF2と大差ないし、アーケードでちょっとやったときもただのSF2-3Dだし、新キャラもイマイチ感あるし、どうも微妙感漂っていました。それでも新キャラの追加とかあるしご祝儀的購入と思って購入したのですが、実際SF4の世界に身を投じると、こりゃすごい変わってるわ、って事。
間違ってもSF2と同じ感覚の対戦にはならない。いや、たしかに昔SF2を現役でやっていた人間が久々にプレイしたら、SF2と同じ感覚でプレイ出来るのは事実なのだが、そこは単なるスタート地点で、やり込んでいくと新しいゲームであることにどんどん気づいていく。一番それが顕著なのが、セービングのシステム。これ、単純に操作説明だけ見てるとお手軽ブロッキングのような気がするんだけど、裏にもう一つ仕様があって、セービングは多くの技をキャンセルして出すことが出来る、って言う仕様が存在してる。必殺技ですらキャンセル出来る。さらにもう一つ仕様が存在し、セービング自体を別行動でキャンセル可能、と言う物がある。これがやばい。わかる人はわかると思うが、通常技キャンセル必殺技キャンセルセービングキャンセルウルトラコンボとかという、非常に手数の多い行動が可能になっている。この仕様のために、コンボは上級者向けの超マニアックコンボまで可能性があるし、手数の多い人はどんどん行動をキャンセルして次の行動に移ることが可能になっている。特にこの仕様は新キャラには意識して入れてある物が多く、新キャラヴァイパーなどは、これにキャンセルハイジャンプキャンセル必殺技とかわけのわからない世界に突入しており、初心者と達人の動きは別キャラ!?と思うほど全く別な動きになってしまう。
当然対戦の戦略自体も変わっている。全体的にキャラが大きくなってスピードが速くなっているせいか、通常技での絶対対空的な物はかなり減っていると思われる。達人同士の対戦を見ていても空からの攻撃が強いキャラには安定対空を行っている場面はほとんど見ない。このせいで、ただひたすら地上での差し合いだけが全てのようなマニアックな対戦は減っている印象。リュウケン同士の戦いとかは相変わらず渋いけど。
旧来の必殺技もこれ出しちゃガードされたら絶対反撃確定って言うのも減ってる気がする。場面場面によって判断を切り替える必要があり、このへんもウマイ人と下手な人の差が出やすく面白いと思う。
さらに昔と違って、プレイスタイルが自由化したのも気楽でいいネ。昔は当て投げとかすかし投げとかひたすらマナー違反的なところがあったが、今はガン待ちプレイだろうか、投げまくりだろうがプレイスタイルとして認められるようになっているし。
今のところ気になるところと言えば、昇竜一家大杉ね?とか、バルログ詰んでね?とかぐらいだろうか。ラグはアンテナ数さえ気にすれば回避可能だし。プレイラグは画面のラグ+コントローラー変換のラグも存在してる気がしてきた。さて、どうした物か。