青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

相変わらず田舎は苦手だ

夜寝が浅く、結局昼ぐらいまで寝てた。
どうもこの街に帰ると、僕は精神が汚染されてしまう。この街には、この家には自分の捨ててしまったはずの過去が山ほど詰まっている。青臭くて、でも何もできなかった自分がよみがえってくる。思い出したくないことが走馬灯のように抜けていく。
さらに確実に変わっていく街も自分の気持ちをさらに重くする。さすがに実家を出てもう15年以上たつと、知らない部分のほうが増えてしまい、完全に自分は観光客になっているのがわかってしまう。これがまたなんとも寂しい。さらに、こっちの町を出たあとから、この街が確実に衰退して行っているのが手に取るようにわかる。自分が歳をとっていろんな知識を得れば得るほど、この街の惨状が痛いほど見えてしまう。これがまたつらい。自分たちの同級生が今どこで、なにをして生きているんだろう?と真剣に思ってしまう。就職超氷河期世代の自分たち。みんな今も元気に生きているんだろうか?
実家に帰れば、過去のいろんな遺物が自分の目に飛び込む。若気の至り。
そんなものたちが自分の頭をぐるぐる回り、寝てもうなされる。

街をぐるりと一週見て回り、適当に京都へのお土産を購入して親のいる家のほうへ。この村がまたヘビーだ。なんというか、自分が5歳ぐらいのときに見た景色が、ほぼ何も変わらずそのまま残っている。この村は時間の流れから取り残されたのか・・・?ところどころ進化するでもなく、ただ廃業していった店がそのまま残ってるのもある。それがまた寂しい。見た目は同じなのに、命がない。いったい日本はどうなってしまったのだ?と、ホントに思ってしまう。

実家で16時ぐらいから飲みだして21時ぐらいには早々にダウン。しかし、クーラーがないので暑くて寝れない。眠剤を飲んで無理やり寝る。夜になると、ホントにヒグラシの声しか聞こえなくなる。この山の中の一軒家が小さいころから怖くて怖くてトラウマなのだ。何もかも嫌いだった。最近はどんかんになったのか、あんまり何も感じなくなってしまったが。で、結局また夜寝が浅い。朝4時前に目が覚めるが寝なおしもできない。

俺、田舎に帰った時に、過去の自分を肯定して楽しめる日が来るのだろうか?