ここのところB'z「MAGIC」をヘビーローテーションしてたけど、さすがにチョット飽きてきた感じもするので別なCDを引っ張り出してきました。
- アーティスト: Ryuichi Sakamoto
- 出版社/メーカー: Emd Int'l
- 発売日: 1992/12/22
- メディア: CD
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1980年代後半から産まれたハウスミュージックが日本などでも一般化してきた走りの時期のアルバムで、ほぼ全編ハウスミュージックにワールドミュージックとポップス的要素を加えた一枚。
1曲目にアルバム表題曲、主題である「HeartBeat」からハウスビートが始まり5曲目まで一気に走り抜ける。5曲目はお茶目な教授のボーカルも聞ける。ちなみにこの曲の英語版もなかなかいい。
6曲目で一気にトーンダウン。休憩って感じ。7曲目「nuages」もその流れだが、アラブ民謡の独特の音の響きがずっしりと心に響く。このアルバムの中でもとても好きな曲。そしてそのしっとりとしたムードを引き継ぎ、8曲目「Sayonara」。いい曲だ。
最後にもう一度テーマである「体内回帰」のヘビーな曲が流れて締めくくられる。
アルバム全体がとてもいい構成で、50分弱飽きることなく聞くことが出来る。
教授のアルバムはいろいろ聞いてるが、個人的にはこれが一番好きだ。単純にこれを聞いた時期のインパクトとかがあるんだろうが。