青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

京都の夏

京都の夏の珍味といえば鱧。1年以上ぶりぐらい久々に「大喜久」に行って来ました。京都で唯一リピートしている和料理屋です。高いけど。あ、あとこの店ミシュラン★1貰ってるようですね。知らなかった。

大喜久

食べログ 大喜久

ゆうなくんが勢い余って増量コースとか頼むし。量多いってwこのコースは一人前で鱧2本だそうです。
今日は昼の部は客はうちらだけで、店主といろんな話しをしながら盛り上がってしまいました。鱧のいろんな話や、和食板前の話など店主ノリノリでした。
最後は常連登録されてしまいました。

鱧ときゅうりの酢の物。写真がお盆につられて赤くなってしまった。さっぱりしておいしいです。


鱧の茶碗蒸し。中に鱧がたっぷり入っています。

鱧の刺身。骨切りの技術が最も要求される料理とか。確かに全く骨は感じません。鱧を刺身で食べさせるのは珍しいのではないでしょうか?さっぱり、でもしっかりした味わい。


定番、鱧の湯引き落としと焼き霜でした。鱧料理といったらまずこれが思い浮かぶ、定番ですね。ウメダレかわさび醤油で食べます。この店のウメダレはとても味がまろやかで、かつ鱧も味と香りがしっかりしているので決して味が負けません。ウメのさわやかさと鱧の濃厚さがとても引き立てあいます。やっぱしうまい。


鱧の椀。秋だとココはマツタケと鱧の土瓶蒸しですが、今の季節はこれなんですね。はもにくずをまぶしてあります。とても上品でおいしい。

鱧の源平。蒲焼と白焼き。普通においしいのですが、いつたべてもこのメニューストレートすぎて物足りなさがあります。アナゴ?とか思ってしまう。


加茂茄子の煮物。加茂茄子をたっぷりのだしで煮込み、上からはもと海老の入ったあんかけがしてあります。何度食べてもこれは絶品のウマさ。これだけ食べたい。ただ、今回は少し加茂茄子のグレードが低かったかも。

メイン、鱧シャブ。たっぷりの出汁に10〜15秒はもをくぐらせて、ポン酢でいただきます。これがうまい。夢中になって食べてしまう。ただの湯引きと違いたっぷりの出汁で味がブーストされます。

食べた後はその出汁を飲ませてくれます。軽くゆずの香りが飛ばしてあり、鱧の出汁が出たスープは絶品。


はもと新ショウガの炊き込みご飯。もうこの辺でオレのお腹はバースト寸前。このご飯うまいんですよ。しょうがとはもがさっぱりしてて。炭水化物ということもあり控えめに。お変わりは全部ゆうなくんにプレゼント。

自家製フルーツミックスシャーベット。赤いのは何だ?と思い食べる。ブドウ果汁は感じない。かといって紫芋のでんぷん質も感じない。で、聞いてみたらブラックチェリーとの事。こんな綺麗な紫色が出るんですね。おいしゅうございました。

京都の夏を満喫しました。
ただ、お腹はパンパン。食事終わったら1時30分ごえ(すたーと11:30)。6時からは晩飯。まて、無理だ。オレはそんなに早く消化できない。