- 作者: 黒丸,夏原武
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/04/05
- メディア: コミック
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- 作者: 黒丸,夏原武
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/09/03
- メディア: コミック
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素人をカモに詐欺を働くのがシロサギ。そのシロサギを詐欺にかけるのがクロサギ。
お話し的には世間にはびこる悪人達を世間の裏からばっさばっさと切り捨て結果的に被害者を助ける、ダークヒーロー物の構図。ダークヒーロー物らしく主人公やメインキャストはみんな心に闇を持った人達ばかり。その主人公がシロサギ狩りを行っていく中で少しずつ隣人に心を開いていく、みたいなのがファーストシリーズかな。
内容的には結構難しい内容が多く、きっちり意味を把握しながら読むのには骨が折れるが軽く読み流してもそれなりに読める、展開、スピード感、構成は押えてあるのが非常にいい。内容に対して絵はソフトなのも読みやすいポイント。詐欺話は要点を押えてストーリー内で自然に、最低限の台詞のみで構成してあり(と言ってもそれなりの量)わかりやすく為になる。
こういうお金関連のお話読むといつも思うのは、無知は罪と言う事。知らないと言う事が自分だけではなく、周りの多くの人間を不幸にしてしまうことがあると言うこと。お人好しがそれだけで成功するほど世の中甘かないってこと。
あと、赤の他人が持ってくる「儲かる話」ほどうさんくさい物はないと言う事。他人が他人のためにおいしい話を持ってくるなんてあり得るかよ。おいしい話なら自分で食って終わりだよ。あと、たぶん自分は大丈夫なんて思ってる人も世の中山のようにいるんだろうな。ナンの勉強も無しで大丈夫な訳ねぇだろ。だます人間は日々人をだますためだけに勉強を積み重ねてるのに。詐欺でも宗教でも思うが、知れば知るほど「君子危うきに近寄らず」だな。と思う。自分は知ってるから大丈夫!なんて人ほど相手にとっては隙を突きやすいはず。自分だけが儲かる話以外には乗らないことだ。
- 作者: 石川雅之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/07/06
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すでにただの科学うんちく紹介マンガになってて、ちっともマンガストーリーが展開して無く見える。構成悪すぎ。