青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ヒックとドラゴン

3D映画が見たかったのと、それなりに評価がいい映画だったので。
ドラゴンとの死闘の歴史を繰り広げてきていたバイキング一族に産まれた、ひ弱な男の子「ヒック」が傷ついたドラゴンと友情を深め、バイキング一族に新しい道を切り開いていく、見たいなお話。
3Dについて。めがねはシャッター式なんですね。どこで同期取ってるんだ?どうもこめかみ部分に受光部っぽいのがあるから、そこから何らかの信号を受け取ってるんだろうな。準備中のときはシャッターの挙動おかしかったし。
自分は眼鏡ON眼鏡になるわけだけど以外にそれに関しては平気。そんなに違和感無く装着可能。眼鏡はさすがにガキとかが使うことが多そうなので、結構傷入ってる。
3D映画だけどまぁ、なんだ。ほとんど一発ネタ的だな。30分も見ると特に3Dって事を意識しなくなる。3Dだからどうとか思うことはほぼ無い。まぁ、日常3Dなわけだしね。とてつもなく3Dを意識させた映像作りになると今度は映画部分がおろそかになるし。
3D映像は思いっきり引きの映像、または3Dレースのような映像がやはり臨場感が出る。普通のシーンはほんとどうでもいい。
この映画はドラゴンに乗って空を飛びまくるシーンとか、大規模戦闘シーンなど自然なストーリー展開中で3Dを見せる演出が多く無駄が少なく気持ちいい。アクション3D映画としてはいい出来だと感じた。
ストーリーは落ちこぼれの主人公が自分の生きる道を見つけ、成功していく典型的な成長譚。そつなく出来が良いです。ラストに少しスパイスが効いてるのもいい。何かを失い、何かを得るみたいな。
CG映像に関してはもう完璧。CGアニメはもう日本じゃ勝てないわ。完全に新しいアニメの世界を完成させちまったよ、ハリウッドは。人間のデフォルメと3Dの整合、ドラゴンの質感。どれをとってもとても自然で美しい。
内容も難しさも無く、王道的展開で最後ほろっと来てすごく満足できる。
あとこの映画、山ほどドラゴンが出てくるんだけどそのスケッチがすばらしい。絶対日本人にはデザインできないであろうさまざまな種類のドラゴンたち。リアルファンタジーが好きな人間にとってはたまらない出来だ。
正直いうと別に3Dで見なくてもいい映画だと思うけど、見ても悪くない。いい映画でした。