怒濤の一日映画マラソン4本目。ちょっと前に衝動買いした廉価版DVDを放置してたことに気づいたもので。
邦題「ミクロの決死圏」。よくこのタイトルをつけたもんだよ。全く感心する。現代は日本人にとってはかなりニュアンスが弱い感じだしねー。
なんと公開は1966年。昭和41年ですって!俺より年上だよ。
当時光学合成しかなかったであろう時代に、これだけの表現力を持っていることにただただ頭が下がる。おそらくセットとミニチュアとの合成で作られた体内の宇宙は今見てもCGと見間違えるような場所すらある。ホントに美術がすばらしい。
ストーリー要人の脳深くの血栓を取り除くため1時間の時間限定で潜水艦ごと縮小させ体内に潜入し、中から血栓を焼ききるというお話。ところがそのメンツの中には要人を殺したいスパイがいるかもしれない、というのがサスペンス要素。数々のトラブルを乗り越えがんばって脳を目指すクルー達の行き着く果ては。みたいな感じ。
シンプルなストーリーながら見えない敵と戦う演出はなかなか。まぁでもこの前に見たラブリーボーンのサスペンス感のあとではどうしてもぬるいけど。
2010年にリメイク版を作ってるとか作ってないとか。内容的には3D映画とかなんだろうな。
やっぱいまみても名作はよい。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/10/24
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