昨日の夜は相変わらず飲んでしまい21時に就寝してしまう。おかげで朝は3時過ぎに目が覚めてしまうというダメッぷり。夜更かししなくなった分が朝に回ってるだけなんだよねぇ。まぁその分昼間が有効活用できるから何の問題もないんだけど。この年になると夜無理に起きてる理由も少ないんだよね。そんなに夜遊びするわけでもないし。
とそんな事はどうでも良く今日は自宅ゲーム会。朝から部屋の片付けの仕上げとかトイレ掃除とかしてる。部屋の掃除も大事だがトイレの掃除って大事だよな。客が来るのに汚いトイレをさらけ出すとかありえねぇよな。汚いトイレの家とか二度と行きたくないと思うし。
いや、そんな事もどうでもよい。ゲーム会なんだってば。
今日は珍しくみんなが予定開始時刻+1時間以内に全員集合。驚異的だ。基本的にフリーマンの多い我が集いは約束時間と言うのはあくまで指針であり、目安であり、予定ではないようなのだ。若くて慣れない頃にはそういう人たちの行為に対して苛立ち「なぜそうなんだ!?」と真剣に悩んだりしたものだが、人間経験をつめば傾向と対策と言うか対処方法を編み出し自己防衛ができるようになると言うものだ。俗に言う「光画部時間」設定と言うやつだ。心に余裕は必要だね。ああ、また脱線してる。
今日は日中はゲーム会を!という意気込みでことに及んでいるために全員飲みは控えめ。その代わり(?)なんかお菓子とかつまみとかが常に提供され続けみんなの血糖値を常に高め続け、おそらく頭脳労働の手助けをし続ける。いやたぶん供給過多だったが。
本日一つ目のゲームはアップルトゥアップル。
- 出版社/メーカー: ビバリー
- 発売日: 2003/09/01
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それにはこの手のコミュニケーションパーティーゲームが最適なわけで。他にもこういうネタは何個か持っていて、どきどきわくわく相性チェックゲームなんかは定番の面白さなんだが、あれは偶数人数がいるしな。
軽くみんな飲み食いしつつ「わっ〜」と盛り上がれるAtAはやっぱパーティーゲームとして秀逸。ただしこのゲームは多少場を盛り上げる司会的な引張りが必要な気がする。みんなが楽しみが理解でき始めると自然に盛り上がるんだけどね。
二つ目のゲームはアラカルト。
- 出版社/メーカー: ハイデルベルガー
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なんと言うかレアリティーと言う意味で絶版の間はボードゲーマーの間では高額取引がされていたゲームのひとつだが、こうして真面目にやってみるとあんまりゲーマー向けの作品じゃぁないな、と強く感じる。ちょっと過剰に評価されすぎてる気がするな。その分パーティーゲームとして遊ぶのには悪くなさそうだけど、どうも中途半端な印象を受けないわけでもない。
三本目ボーナンザ。
ボーナンザ (Bohnanza) Ich glaub' es hackt! Für 3 - 5 Spieler カードゲーム
- 作者: Uwe Rosenberg
- 出版社/メーカー: Amigo Spiel + Freizeit
- 発売日: 2001/07
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しかしそれで捨てるのには惜しいゲームだ。値段も安いしボードゲーム初心者にぜひお勧めしたい。
プレイスタイルの個性が出るのも面白い。某女史の女帝交渉には恐れ入った。
4本目はライアーズダイス(ブラフ)
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うちにあるのはブラフのアメリカ版「ライアーズダイス」の日本語版。今のブラフよりコンポーネントが派手で好きです。自分にとっては宝物のひとつかもしれない。
伏せられたダイスの目の数を賭け合うゲーム。それなりに人を選ぶ要素があるけど、ガチの心理戦が楽しめる名作。手軽なルールと盛り上がる展開。はまる人たちはすっげーはまります。自分の中では定番中の定番。
5本目は電力会社。
- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2010/09/04
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ダイスやイベントカードなどのランダム性がほぼなく、ランダム性はオークションに出てくる発電所の順番と他人の動きのみという非常に硬いゲームで知的なゲームを楽しませてくれる。そんなに戦略的な幅の広さはなく、勝ち筋を模索するようなタイプのゲームではなく刻々と移り変わる局面局面での選択を楽しんでいくゲームだと思う。戦略的長期予想を立てる必要がないので割りと重いゲーム性でありながらもライトに遊べるところがこのゲームの良さだと思う。その分圧倒的な勝ち筋は作りにくく、こつこつと積み重ねた人が勝つゲームなのでやはりこれもゲーマー向けなゲームではない気がする。どうも世間のヘビーゲーマーの好みを見てると勝ち筋を組み立てられその展開が他人より強いか弱いかというゲームが好まれるように感じるので。確かにそういうゲームは面白いと思うんだが、そういうゲームは何度も何度もプレイし、試行錯誤を楽しめないとその味はわかりにくいので、ヘビーゲーマーの定期的集いがあるような人たちでないと楽しみにくいと思うし。
全部のゲームが終わったのは既に21時前。みんなぶっ通しの頭脳作業にクタクタ。しかしながらみんなすごく楽しんでくれたようで開催した自分としてはとても満足な結果である。こういうイベントを企画するホストにとっては、みんなの楽しそうな顔が見れることが一番の餌なのである。そういう意味ではオレ一人勝ち。
魔女さんはその時点で引き上げ残った面子でグダグダと酒を飲む。皆さん上機嫌のようで何より。結局電車組みは終電で帰り、一人オレ氏はいつもの様にうつらうつら始めるまで大演説を続けていた。結局床に就いたのは1時過ぎでありいろんな意味で心地よい疲労と酔いであっという間に暗黒世界の深淵に向かって命綱なしのバンジージャンプを決め込んだ。