青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

今日の走行

今日は出かけたときは良く晴れていたし天気予報も「晴れのち曇り」的な天気らしい。届いたレーパンも使ってみたいし、ちょうどいい機会なので車検の帰りは自転車で帰ることに。レーパンと今日はこれ以上の日焼けは死亡を意味するので、長袖のトレーニングシャツを着て出かける。
車を預けた後「さて、どうしようか・・・」と思いつつ自転車に乗ってみる。おおおーーー、レーパン心地ヨス。さすが専用設計のされたスーツは違うわ。動きやすいし何よりケツ(股間)が全然痛くない。こりゃええ!なんて思ったのが運の尽き。実際今日の帰り道としては一番素直なのは24号線を北上して行き伏見〜六地蔵を抜けるコース。基本的にシュテルンを出た時点で宇治方向に向かってる時点でこの案はないのだが。宇治方向に向かう場合は宇治橋から北上府道7号線を北上し六地蔵に抜けるコース。これが一番素直なコース。たぶん小一時間で帰れる。
でも、宇治橋西詰めで自分の足とケツが「快調じゃないか?昨日は自転車ちゃんと乗ってないんだし、今日は攻めるよな?なぁに時間はたっぷりある。問題ない。」なんて言うんですよね。別にこの時点では天気的には問題もないし。自然に宇治川ラインの方向に…。
宇治川ラインは車ではもう何度も何度も通ってる道で、印象としてはぐねってるが平坦な道。しかし走ってみると宇治橋からダムを超えてしばらく行くまではずーっとゆるやかな登り。なかなかしんどい。今日は宇治川は非常に水量が多く、流れも激しくその横を走るのはちょっとした恐怖を感じてしまった。なんかうねる生き物の様に見えて。ダムを越えるあたりでは川との高低差はかなりのもの。これはこれで怖い。
その後は基本的に平坦〜緩やかな下りがずーっと続くため非常に快適に漕げるポイント。爽快である。地図A地点あたりにある廃レストランで一旦休憩。車で走るときいつも気になっていたので。と言っても何をするわけでもないんですが。写真をちょっと撮ったぐらい。水も食料も持ってないもので…。


なんか変な像がありますね。

横にあったウマの石造。
ココで休んでるときどこか遠くで雷が鳴ってる音がしてた。ちょっと嫌な空気を感じつつも今更戻るわけにも行かず、進むのみです。
ずーっと進んでたち立木観音を超え、文明の息吹を感じられる様な施設が増えてきて、生ぐさーい川の匂いが漂ってくるあたりで、どうも風がヤバイ。こりゃどう考えても積乱雲が成長しきったときに来る下降気流だ。風の向きがない。全方向から吹いてくる感じがする。「コリャそろそろ来るな…」と思ってたらポツポツと降り始める。B地点あたりで、ちょうどいいし雨宿りがてら飯にでもしようかと思い蕎麦屋に行くと「仕度中」と。でももう雨は降り出してるので、お店の軒下で雨宿り。

休んでるとどんどん雨は強くなり、雷鳴轟き風も吹き荒れる。正直寒い。

しまいにゃ雹が混じり始める。さすが滋賀に発生する積乱雲は本気度が違う。
暇なのでメールとかしつつ20分ぐらい待つと、面白いもので「キュッ!」とシャワーの栓を締めたかのごとく雨はその勢いを無くし。じきに止んでしまう。力を使い果たしてスッキリしたんだなぁ…と。
そこからは今日は泥除けをつけてこなかった事を後悔しつつ走る。快調に走り近江大橋を越えたあたりでなにやら京都方面にすごい暗雲が見える…。イヤーな予感がするがまだ下降気流は感じない。浜大津駅近くで空は真っ暗。で下降気流が…。一旦坂を上り始めたが、ポツ、ポツ、と着始めた時点で「ヤバイ!」と思い直ぐ引き返し雨宿りが出来る場所へ非難。たまたまあったマンションの入り口に非難(C地点)。
ココでの雨がまた壮絶。さっきの雨を上回る雨量、風、雹。あまりの荒しっぷりにマンションの入り口ではしのげなかったのですっと中に入って非難した。
ここで息を潜めて20分ぐらい。やはりそのぐらいで力を使い果たすんだね。雨もすっと引き、光が差し始める。
ほんと今日はついてない。
大体この時点で走行30Kmを超えており、昨日の夜から何も食っておらず、走行を始めてから水分も取ってない。しかもこの雨。さらに文字通り最後の峠となるこの坂!はっきり言って心折れる寸前である。しかし折れたところで我が屍拾うものなし。進むしかない。途中の自販機で水を購入し、一口飲む。なんかむかむかしてた胃がすっとするようだ。で、最後の気合を入れて坂を上る(D)。
イメージで考えていたときは逢坂峠は京都→滋賀より滋賀→京都のほうが坂がきついイメージだったんだが、今日走った感覚だと滋賀→京都のほうが楽な気がするな。うちから逢坂峠までは基本的に全て上り坂で距離も長くしんどいわ。
なんとか逢坂峠を上りきったところで「ああーーーー!今日の走行これで完了!!!」って思わずつぶやいてしまったわ。実際のところココから先は家まで全部下り坂。雨にでも降られるか、こけるか、車にでもぶつからない限りは今日の走行は苦もなく完了である。
特に何もなくさわやかに家まで下りきる。家に帰ったころあたりは暗雲立ち込め雷雨第3弾がちょうど幕を開けそうな雰囲気でした。ギリギリ間に合った。

ついに約40Km。時間は3時間30分ぐらいだが途中で1時間ぐらい足止めを喰らいました。ペースはかなり速かったようですね。