青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

涼宮ハルヒの驚愕

昨日の夜は飲んでて全く手付かず。今日一気に読みました。
とりあえず面白く読めたと思う。前後約600Pを苦も無くすっと読めたし。やっぱこの人は中篇以上の方が面白い気がする。前半はちょっとスローな展開だけど後半は結構盛り上がる。第9章当たりはほんと面白い。ただ最終章がどうも急ぎすぎ感があったりなかったり。何と言うか相変わらず断片的な情報が多いし、いいところを書ききっていない様に感じてしまう。エピローグでその辺回収するんじゃなくて、ちゃんと盛り上がってるところで読めたらなぁ、と思ったり思わなかったり。
最初はどういう意図で書いてたか知らないけど、新キャラたちの扱いもちょっと残念な感じ。特に橘の空気っぷりはもうね…。
お話上しょうがないのかもしれないけど、そろそろ禁則事項ではぐらかすのはやめてくれないかねぇ。
ちゃんと分裂が完結したのと、ちょっとだけまとめに向けた空気が感じられるのを喜ぶべきだろうね。次の新作はイツ出るのやら…?

もう少し思ったこと。
・Aの登場がほとんどネタ。
・天蓋なんとかもそのシーンが最高潮で後は印象が非常に薄い。あれだけ引っ張ったネタの印象がサッパリ弱い。
・全体的にβサイドが取ってつけた感が強い。
・前回までのやたら朝比奈押しがほとんど無いのは良かったかも。
・ラストの朝比奈ネタはちょっと強引な感じを受ける。
・全体的にいろいろやろうとしてまとめきれていない印象。

ちょっと勢いだけって気がしないだけでもなくなってきたw