青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

LIMBO

PS3で昨日レンタルで届いたトロンレガシー3Dでも見ようかと思いPS3を起動。PS3を起動した時点でなぜかトロンのことは頭からすっぽり抜け落ち、PS-STOREを眺めてると「LIMBO」って言うPS3ダウンロードゲームがパッと目に留まった。モノトーンの一枚イラストと良くわからないゲーム紹介。最近は体験版ゲームとかあっても基本スルーなんだけど、なんか魔がさしたのかなんか知らんがDLしてみる。容量も超小さいのですぐDLは終わりゲーム開始。スタートすると何の説明もなく白黒の世界。操作も良くわからん。でも何となく導かれるように試行錯誤。操作自体はアナログスティックとジャンプ、アクションのみ。ゲーマーならピンと来る操作系だ。ちょっとのプレイのつもりがあっという間に世界に引き込まれてしまい、どんどんやってしまう。いかん、面白い。
体験版は1/10ぐらいで終了する。そのポイントもすごく引きが強いところで。若干高いかなぁ(¥1200)と思いつつもサクッと購入してしまう。

もうそこからはずーっとプレイ。なんかサイドビューのアクションゲームでもあり、パズルゲームでもあり、アドベンチャー的探索要素もある。なんていうんだろうなー、この感覚。このオールドゲームの新作やってるような心地よさ。たいていのトラップは一度死んで見ないとわからんものばかりだけど、わかってても「やられた!」と思う演出が多いのも見事。基本的に静かにのんびりしにまくるゲームなんだけど、時々鋭いトラップがバシッと入ったときは「ドキ!」っとする。程よい試行錯誤が楽しくてしょうがない。全体の9割ぐらいはそこまで強烈に難しい所もなく、何度かトライゴーしてればだいたいいいたい事はわかる。トラップも手を変え品を変えどんどん複雑になっていくバランスもちょうどいい感じ。
やってて途中で気がついたんだが、このシュールな世界観と謎説き感。これは昔あった「MYST」をやってる感覚に極めて近いと思い当たる。「MYST」超好きだったんだよ。

MYST

MYST

ラスト1割ぐらいは発想の転換と、シビアなタイミングみたいなものが出てきて流石に手間取った。ちょっと心折れそうになった。でも何とかノーヒントでクリア。一気に4時間ぐらいでクリアしてしまった。普通にクリアするだけだとたぶんこんなものだろうけど、隠し要素としてマップのあちこちにトロフィーが仕掛けてあり、これを取るのはなかなか骨が折れそうだ。プレイ中でも4つぐらいしか見つけられなかった。これもノーヒントでやろうとしたら結構時間かかりそうだ。


昔ながらの派手な味付けのない素朴なゲームがやりたい人にはぜひお勧め。