青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ドラゴンエイジ・オリジン

ソウルシリーズが何から何までほとんどを自分の動きのみで表現してありかなりのレベルで自分の行動が内容に直結していくゲーム。いわばかなり純粋なアクションRPGでその根底にあるのはアクションゲームなのだ。つねに操作をしていることが楽しいゲームなのだ。
それに対しこのゲーム。見た目は三人称視点の3D表示。ファンタジー物。と言うので絵的に見た目はすごく似ているゲームだが、このゲームのゲーム性はソウルシリーズとは全く異なる。このゲームの根底にあるのはテーブルトークRPGであり、根っからのRPGゲームだった。アクションっぽい皮をかぶっているが単なるリアルタイム戦闘システムを持ったTTRPGと言うことで間違いない。戦闘時はリアルタイムで敵の選択、技、魔法の選択などを行えるが基本はオートで展開可能。PTメンバーなども操作可能だが放って置いてもあらかじめ決めた戦略どおりに勝手に行動する。敵の攻撃を自分の操作でガードし避けて最適の一撃を当てるようなアクション性は皆無。マップと戦闘は完全にシームレスだが、やってることは実はJRPGとかと大差はない感じだ。
じゃぁこのゲームの売りはなんなの?と言うとベースがTTRPGと言うところが相当強く出ている。とにかくテキスト量が半端ではない。ほとんどのNPCとの濃密な会話シーンが用意されていて、会話のほとんどが音声付(残念ながら英語だが)。さらにその会話の受け答え、質問、説得、強要など会話の選択肢が非常に多彩でその会話で展開がどんどん変わっていくようだ。自分の場合まだ序盤なのでほとんどテンプレ展開だと思われるが、かなり無茶な悪人RPG用の会話選択もありそればかり選んでたらどうなるの?と言う疑問を感じてしまう。現時点では攻略的なことは考えず素直に自分の思う選択肢を選択中なもので。
ただRPGゲームなんかではテキストを読むのが基本的に苦手な自分にとってはなかなかの苦行。会話シーンは全てスキップ不可なのがどうにも苦痛に感じる。ゲーム時間の大半が今のところ会話シーン。思ってたものとまるで違うw自分的には海外特有の濃厚でダークな世界観、シナリオ展開するアクションRPGだと勝手に想像してたんだが、ココまでガチのTTRPGを展開されると面食らう。
現在人間ファイターでやってるが序盤のテンプレ的展開が3時間近くプレイするがまだ終わらない。当然大半が会話シーン。戦闘シーンは半分オート。うーん。刺激が薄い。確かにシナリオは緻密な感じだし、今のところ国産ゲームにはあまりないハードな展開を見せているがこの「見てるだけー」感はなかなか辛いかもしれないw働いて帰ってきてさてやるか、とプレイしたら絶対会話シーンで気を失いそうだ。
今後テンプレ展開が終わってもう少し自由度が高くなり、ダイナミックに展開するシナリオを味わえれば印象も変わるだろうか?

Dragon Age:Origins - PS3

Dragon Age:Origins - PS3