パラノーマルアクティビティ３

定点ビデオで撮影したらなんか映っちゃったシリーズの第３弾。２でもかなりグダグダ感あったような気がするんだが、あんまり記憶がない。ああ、でもケイティが肉肉しいのは子供の頃からなんですね。

とりあえず今回は時代は昔に戻った割には、鏡を使ったトリッキーな撮影、カット割りが超絶妙な首振りカメラと新兵器が導入。さらに今まではどっちかって言うとたまにラップ音＋ちょっとポルターガイストちっくな現象ばかりで出る出る詐欺みたいな展開ばかりだったのが、結構お化けさん本気。かなり飛ばしてきます。自己主張激しい。この辺はなんだかよくわからないが怪奇現象連発、ってことで今までの映画より恐怖映画度は上がったような感じです。
正直出る出るって前置きしてなんか出てくるから、間違い探しというか、お化け屋敷というか、なんとなく楽しいんだよね。次はどうくる？そこ？あそこ？と見てるうちにどんどん進んでいく。そういうお化け屋敷を歩いているような感覚は秀逸だと思う。ただここまでお漏らししちゃったら、次は本体出るしかないよね。

今までのシリーズはラスト一日のみ派手（それまでの日よりは）ってかんじだったけど、今作はラストはあっという間に終わる感じ。何しろストーリー解説部がほぼなく、ほとんどが定点カメラの映像のみで構成されていてさっぱりです。１，２のストーリーをかなり把握してないと辛いんではないだろうか。自分は正直「？？？」な内容だった。まぁでもそういうところも悪夢的といえば悪夢的。理不尽。
とりあえずまだまだシリーズはつくりそうな雰囲気のこの映画。この先どうなるんでしょうねぇ…。
ホラー映画としては結構楽しめる作りでした。いい映画かもしれない。
Part4、１１月に公開らしいので一回ぐらい見に行ってみてもいいかな。