青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

Another

今年の上半期にやってた「Another」。録画してHDDの肥やしになってた。一気に視聴する。
理不尽に意味不明に人がどんどん死んでいくってホラーもの。
なんだろうね。一つの謎を最後の最後まで引っ張り続けるのはサスペンス物っぽい味付けなんだけど、推理ができるようには作ってないな。ほとんどストーリーに絡みの無い第三者が犯人でした!っていう落ちではないけど、ほぼ同じ感じ。
スリードを狙うあまりに主人公の行動は常に意味不明だし、ヒロインの行動、設定もとってつけた感が多い。ヒロインがまともに動いていれば最後の10人ぐらいは死ななくて済んだはずだし。主人公二人が物語を意図的にひっかき回すための行動ばかりとってるように見えるんだなぁ。
結局死人はだれ?って興味だけで引っ張ってる話でお話は極めて弱い。キャラの行動原理も意味不明なところが多いし。呪い?についても結局良くわからない。

と、グダグダ書いたがライトで引きの強い演出の為ずるずると見れる内容だと思う。でも何度も見たいような濃密なストーリーがあるわけでもなく、他人にお勧めできるようなびっくりするトリックが潜んでいるわけでもなく、どうも小粒。同じような不可解なトリック、雰囲気を持つ「ひぐらし」の方が圧倒的に突き抜けていて好きだ。

原作は読んでないから知らないけど、基本的には同じストーリーのはず。これがこの小説が面白いかなんかの選定で2位とかなったとか?漫画でもそうだけど、この手の選定って基準がよくわからんよなぁ。