青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

ベジー?

今日はがつっと肉食うぞ!200gとんかつとか。230Gステーキとか。カツカレーもええなぁ、なんて考えながらビルを出た。ビルを出たところで女性がチラシを配ってる。なんぞ?と思い受け取ったら「今日開店です」とか。チラシを見ながら歩いてたらベジタリアンカフェ…。ローフード。マクロビオティック。ほう。糖質制限教、たんぱく質モリモリ教とかなり真向対峙する宗教団体。こりゃ面白れぇと回れ右して店に向かう。おねぇちゃんがエスコートしてくれたよ。
店はあり得ない、ってぐらい路地の奥。知ってる人以外絶対に入ってくる可能性は無い場所。京都の昔ながらの家屋をそのまま使用して、看板なども最低限。中に入ると自分は二組目の客だった。その後も客が来るが、ほぼ女性。おっさん夫婦が一組来たがそれは知り合いの様だった。飛び込み男子は俺一人でした。
料理はベジ野菜定食。玄米豆ごはん、巨大なベジ餃子、漬物?赤みその味噌汁、豆をたいたの、サツマイモのオレンジ煮。ご飯はおかわり自由。しきりにご飯を進めてくるが、このおかずじゃそんなにモリモリ飯を食う気にならんよ。別にどれも普通においしいがやはりパンチにかけるのは事実。なんというか食べていると心が静かになっていくよ?ああ、実家の寺で法事とかの飯食ってる感じかもなぁ。あと糖質制限教からすれば結構な当質量を目測できてしまう。Gi値は低そうだが。
そんなに回数来る店でもなさそうなのでついでに+300円のデザートも食べてみる。デザートはローフードの様だ。ベリーのタルトケーキってのを頂いた。ロー&ベジだから軽い。しかしタルト生地をナッツで作ったか。おそらく糖で固めてある。なんか歯にしみる甘さだ。味はさっぱりしたクリームにベリーの香りと酸味、どっしり濃厚な甘さと香ばしい香りの生地がマッチしてなかなかのうまさだ。しかし甘い。

なんというか無農薬野菜とかの値段とかある程度把握してるから高いとも思わないし、よくできてるなぁと全体的に思う。
ただ個人的にあんまりベジ信仰は無いし、ベジならベジでもっと直球で来てほしいと思っちゃったり。なんか野菜だけでもこんなにいろんな料理ができるんですよ?と言う主張より、もっと無農薬野菜の本気を味あわせてくれる、野菜本来の良さを前面に押し出したメニューを食べてみたいな。

マクロビオティックは調べてみるとかなり糖質制限の思想に近い物があるし、食事自体はたまにはこういうのもいいか、と思わせるものがあった。
ただ、この店。ぶっちゃけおっさん一人では入りにくいよ。

オーガニックハウス「サルーテ
京都市下京区西野洞院東入ル東塩小路町600-31

地図か案内が無いとたぶんたどり着けない。