青空を目指して2

どこまでも続く日々日常。ゲーム・音楽好きのおっさんの半生。日々日常とちょっとだけ思ったことの日記。

MRI検査

頬のしこりの検査で今日はMRI検査。磁気を使っての体内撮影。コンタクトとかダメらしいので、今日はメガネで行った。
CTと違ってMRIは結構検査っぽい検査だった。CTはほんと、台の上に乗ってすーっと流れるぐらいで撮影は終わる。準備もほぼ無い。5分ぐらいで終わる。
MRIは磁気を使うと言うことで、体に付属する金属分は全て脱ぐ。下着状態でガウン(?)着て受けることになる。さらに造影剤を使うとかで、まれに死んだり副作用が出るけど許してね、って誓約書まで書かされる。何で顔面の写真撮るのに造影剤?とか思ってたが、静脈注射で入れるとの事。バリウムとかとは違うわけね。で、検査はっじまっるよ〜!って言うので造影剤打ってないよ?って聞いたら検査中に打つから問題なし!とか言うのよ。なんか意味が良く分からん…。
機械的にはMRIとCTは良く似ている。わっかの前にベッドがあって、この上に欲になったらわっかがかぶさってくる仕掛けだ。CTの時と一緒で寝たら頭をバンドで固定される。で、目印とか言うのを顔面に付けられる。ここまではCTと変わらない。が、ここからが違った。さらに頭にプラスチック製の拘束具みたいなのをがっちりはめられる。なんぞーーー?とか思う。なんか悪の秘密結社につかまって洗脳装置にでも入れられる感じ。気分が悪くなったらこれ押してください。と、変なスイッチも握らされる。どきどきだ。ここから機械に入れられるわけだが、CTとかはそんなに厚みもないし、穴自体もでかい。
MRIはなんというか、体の大きさぐらいしかないトンネル状になっているのだ・・・。なんか棺おけの中にでも入れられている感じ。上半身は全部機械の中に入ってしまう。心の中では「なんぞこれーーーー!?」って感じだ。頭がっちり拘束されて、機械の中にセットされる。本気で改造手術だ。さらにMRIは驚きの動作をする。部屋の中では何でか知らないが、重低音でバスドラのような音が「ズン、ズン、ズン、、、」とリズムを刻み続けている。そこに機械が動作を始めるとすごいノイジーな別リズムが鳴り出すのだ。これが、機械の動きに合わせて何種類かの周波数の音とリズムが重なる。拘束された頭にダイレクトに響き渡るリズムとリズム。なんだこれ?ノイジーでミニマルなテクノミュージックそのものじゃないか。これが数分単位で動き音が鳴り響く。おそらく周波数を変えて何度も造営してゆく。一枚終わるたびに、ウインドウズのOKダイアログが表示された「ポーン」と言う音が鳴り響く。周波数はだんだん高周波になってゆく。回数を重ねるたびに高音、早いリズムになってゆく。それが部屋に流れるリズムと絡まりあい、わけのわからんリズムになる。すっげーカオス。こんなのを数分単位で10セットぐらい行われる。30分ぐらいやってたと思う。らりるよ。ほんとに。で、一旦機械から引き出されたら、造影剤注射しますねーって、拘束されたままブスーと注射。有無を言わせぬ。気分悪くなったら教えてくださいねーとまたスイッチを握らされ、機械にぶち込まれる。とうぜんまたリズムマシーンが響きだす。

全部で45分間ぐらいの撮影だっただろう。終わったらなんでか頭ぐるぐる回ってた。ふらふらだ。
なんか70年代SF映画を思い出してしょうがなかった。2001年宇宙の旅とか、時計仕掛けのオレンジとか。キューブリックばっかだな。

写真を持って歯科へ戻る。さて、どうしてくれるかな?何が写ってるんだ?とワクワクしてたら、呼ばれていったら「代金〜円です」と一万円近い代金を請求される。あれ?診察は?と思って聞いたら今日はこれで終わりですー。との事・・・。で、次の予約は…最速で3/4ですね・・・とか。あ?まて、あと2週間このままでおれってか?意味わかんねぇーぞ?って言って、時間いつでもいいからって言ったら、明日からいつでも〜とか極端なこと極まりない。で、結局水曜日の午前中に時間をとってもらう。予約じゃなくて空いてる時間に入れるので待ち時間が発生しますよ。とか。別にかまわん。おれはさっさとこのしこりを取り除いて欲しいんだよ・・・。だんだん拡大してるような感じだし、痛みも出てきてるし。治療してくださいよ・・・。