最近抑えてた物欲がまた復帰してきている。と言っても趣味方向はゲームはPS＋とディア３と積みげーで十分だし、新作も興味がない。って言うか情報を積極的に集めていないので何が出るかすら知らない。ギターも楽しいが特に物欲には結びつかない。さすがにもう新しいギターを買おうとか思わないし。RockSmithで曲を時々購入するぐらい。じゃぁなんだ？と言うと白物家電と言われるジャンル。オーブンがほしいかなぁ、と思い始めた。
一応オーブンレンジは持っているし、たぶんまぁ普通には動いていると思うんだが長い間に溜まった不満とか何とかで最近はオーブンとしてはほとんど使用しておらずもっぱらでかい電子レンジと化している。操作のメインがダイアルなのにダイアルが狂って動くのもちょっとストレス。そのぐらい直せよ、って事かもしれないがばらす自信もない。さらにオーブン機能として不満なのがオーブン料理をしようとする時の予熱時間の長さである。オーブン料理をしたことがある人は知っていると思うが、オーブン料理ではあらかじめ庫内温度を180〜200度ぐらい予熱であっためておいてから、調理をすることが多い。もともとオーブンの成り立ちを考えればそういうレシピになるのは当然かと思う。しかしながらいざ料理するとなって、予熱に20分とかかかるのは萎えるのだ。そりゃぁ今日はパーティー料理だ！と気合を入れていろいろ作っているならスケジューリングした料理をするから別にかまわないが、ふと思いつきでこの肉焼こう！とかには使えないのだ。この予熱時間が短時間でパッとできたら、オーブンってものがもっと身近に使えるんじゃないだろうか？なんて夢見ているわけですよ。昔買ったときは20分かかった予熱も、最近の高機能白物家電なら夢のような短時間になっているはず！オーブン使う人なら予熱時間の短縮ってみんな求めて当然だよね！ビバ、高温！とかお花畑全開なわけですよ。
そう思ってヤマダ電機家電コーナーでぼーっと眺めてみたんですがなんか違う。想像したお花畑がそこにはない。ザーッと機種を眺めてみても、予熱時間どうこうと書かれた機種がほとんどない。唯一東芝の石窯シリーズだけが予熱時間の短さをうたっていた。あれー？ハイエンドで有名なヘルシオさんとかどうなってんのよー。キングオブ家電のパナソニックさんもどうなってるんだー？と思いながら眺める…。なんか違う。思っていた世界と違う。
店員のお姉ちゃんが声かけてくれたのでとりあえず、予熱時間の短いもの！と聞いてみた。たぶんお姉ちゃんオーブン料理なんてしたことないんだろうな。若いし。なんて思いながらなかなかピンとこないようだったのでいろいろ説明してたら、とりあえずそういうのだったら東芝の石窯シリーズかパナソのモデルです、と教えてくれた。なるほど東芝のハイエンド機は最高温度も高いし予熱時間200度5分とか夢のようなことが書かれている。値段も夢のようだが。カタログをいくつか持ってその場は引き上げる。
ヘルシオのカタログとか見たら、やれゆで卵が作れるだの、レトルトパックを温められるだの、金属容器が使えるだの、ちょっと違和感。同時にそれはそれで面白いねぇ、とまたお花畑。だがちょっとまて。どう考えてもこの辺のことができるっていうのは水蒸気加熱してるよ！ってだけじゃないか。で、よくカタログを見てみるとヘルシオの機種分類が「スチームオーブン」となっているんだな。あれ？と思い同じシャープでパンが焼けるタイプをみると「オーブンレンジ」なんだな。ああなるほど。全く違う機械なわけね。ヘルシオはどっちかっていうと高性能蒸し器なわけなんだ。そりゃ予熱とか関係ないわ。あとたぶん調理タイプ的にトースターやサラマンダみたいな直火じゃないけど上下一気に高熱を与えて焼くタイプの機能をうたってる機種も多いことに気付く。この機能＋水蒸気加熱を併用して10分調理機能、レシピ満載！って言うのが最近の流行のようだ。なるほどなるほど。俺の思うオーブンじゃねぇ。だんだんわかってきた。ちなみにヤマダ電機で一番ハイエンドっぽいオーブンレンジにはパン製造機能が付いていた。焼くんじゃない。こねるところからできるやつだ。アタッチメントをセットしたらこねて焼くまでできるらしい。でもちょっと待て。これってパン製造器と同じだよな。くっつけただけだよな。値段くそ高いし。別に買ったほうが安いじゃないか。最近のシャープのハイエンド家電は米とぎ機能が付いた炊飯器とか、全力であさっての方向向いてるな。なんでもくっつけちゃえ的発想はどこかの国を思い出す。日本の家電の方向性は一つのマシンの機能を極限まで高めていくとこがお家芸だと思ってるんだけどな。
まだ本格的に調査はしていないが、なんとなく東芝石窯のハイエンドじゃないモデルが手軽だなぁと感じている。最近うちには東芝製品が増えつつあるなぁ。個人的にはGKのつもりなんだが、ゲーム機器以外買ってないや。買うにしろもう少し先なんで、いろいろ調べてみる。
