前回何もできなかったのでそのままでは終われないぞ、と。前回の反省点をいろいろ自分的に考える。靴のサイズをワンサイズ下げてほとんど隙間をなくした。これがすごく効いたと思われる。前回どうしてもできなかったコースをやってみるとするするとあっさり、ほんとあっさりなにこれレベルでクリア。前回は足の捻挫後遺症からのビビりでどうしてもうまく足をつかえていない上に靴に隙間があって足の指先がうまく使えていなかったのが、今回は捻挫後遺症は実はガッツリ使うとむしろ症状が好転しているのに気付き今回は容赦なく体重を乗せることができたのと、靴のサイズが合って指策も使えるようになったのが大きいのだろう。やはりボルダリング入門は足で登ることだったわけで。
クリアできたのは真横に進むコース。じゃぁ登るのもやってみようと、次のコース選んでみたら、店の人のアドバイスもあったけど割とあっさり登りきれた。調子に乗ってもう一コース。これもクリア。と結局4コースクリアできた。問題はここから。この時点でかなり手足の筋肉は限界が近い。次のコースは下半身のバランスがどうしてもうまく分配できず、登れない。別なコースやってみたが、こっちも最後少しのところで足のポジショニングが理解できずに落下。ここで30分ぐらいなので終了した。
やっぱり登れると楽しいね。ただ、登り切った時見える景色は達成感、と言うよりは「ああ、こんなものか」と言う感じだった。もう少し難易度が上がらないとダメなのかも。
前回に比べて足がキッチリ使えるようになった分おそらく上半身の筋肉使用量は減った模様。そのためか前回より筋肉痛レベルが低い。どうもその点が不満。スポーツマゾとしてはあの筋肉痛が心地よいのに。ああ、トレーニングやったんだ!と言う実感が満足感につながるのに。いやまぁ、有りますよ筋肉痛。肩、腕背中、指、足。全部に来てますが心が叫んでる「もっと!もっと頂戴女王様!」と。この辺のバランスが難しいね。根本的に持久力無いから長くできないのに、ゲーム要素があるスポーツは割とすぐにコツをつかんで要領よくやりだしてしまう。そうすると最初の頃より運動強度が下がる。当然やるほど筋力も付くわけだから、前出来なかったことが軽くなる。でも総合的な運動強度が変わらないと結果やるたびに筋肉痛は減っていく。ご褒美が無くなっていくわけだ。ああ、めんどくさいスポーツマゾ。ここで真正の体育会系人間はどんどん運動強度を上げていくんだろうけど、自分基本文系だし。めんどくさいのは苦手だし。仕事柄効率化ばかり考えてしまうし。
まぁでも楽しいですよ。ボルダリング。今回は貸し切り状態ほどではなかったにしろ人は2〜3人ぐらいしかいないし、来てるのはそれなりのレベルの人たちなようでコースもあんまりかぶらないから気楽にできたし。もう少し続けてみる。楽しいと思える間は。10回続けることが出来たら、靴を買おうと思う。