会社に行くとき駅から15分ぐらい歩く。歩くときに自分は歩みがとろいので他の歩く人たちの邪魔にならないように隅によって歩くんだが、これが祟った。側溝が有りその上にはコンクリのカバーとところどころに鉄製の柵状のカバー。よくあるやつだ。その上を歩いていたんですね。傘刺しながらとぼとぼ歩き、ちょうど右足が鉄柵カバーの上を踏みしめた瞬間、僕の靴底と鉄柵の摩擦係数が０に近づいた。つまり滑った。ベクトルは綺麗なほどまっすぐ正面に向かって直滑降。既に重心は右足に移動しているが、左足も地面には設置している。そのまままっすぐ右足だけ前に出ていく。視線がまっすぐ低くなってゆく。右足が前に出るにつれ左足は膝から折れ、膝がどんどん地面に近づく。ああ、、、と思っているうち、この間一秒未満。左足膝がまっすぐ地面に近づいていき、ゴツンと着地。見事綺麗に股裂き状態の着地である。利き手は傘を持っていたので受け身も取れず。っていうかこの場合手をつく方がダメージはでかかったかもしれない。
左足膝から上ってくる鈍痛。とりあえず起き上がり、足引きながら歩く。とりあえず歩ける。歩くたびに痛みなどもない。膝も曲がる。なんか大丈夫な感じ？ただ、すぐに痛みが引いて行ったのはアドレナリンが出てるせいな気がするので、後でどうなるかが怖い。
やっぱり雨の日は憂鬱だね…。
